この3連休の間に渋谷Bunkamuraオーチャードホールまで

東儀秀樹(雅楽師)x古澤巌(バイオリニスト)

xcoba(アコーディオニスト)の御三方によります

全国ツアー2016「TFC55 LEVEL III」を鑑賞に行って来ました。

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*画像はTFC55のホームページよりお借りしました。

きっかけは、ちょうど1年程前「題名のない音楽会」の司会者が

佐渡裕さんから五嶋龍さんに代わって間もなく放送された

『歴史に残る名器と音楽家たち』の回に演奏された

東儀秀樹さんの篳篥(ひちりき)による

バート・バカラックの「アルフィー」が

余りに素晴らしかったことによります。

今回のTFC55には、アコーディオンのcobaさんも居て、

一時期アコーディオンに嵌ったこともあり、

このメンバーであれば、と期待して出かけました。

途中、コントのような掛け合いや楽しいお話を挟みながらも

三者三様に奏でられる熱い演奏がバンドの音と絡み合い

期待以上でした。

実はこれまで、ジャンルの違う楽器によるコラボに

今ひとつ感を拭えなかったのですが、

今回の組み合わせは、なんの違和感もなく、払拭出来ました。

確かな技術に裏打ちされた芸術性に

積み重ねた経験と思いを乗せて生まれる世界は、

とても深みがあり、愉しいものでした。

また、LEVEL IVがあれば、聴いてみたいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

富士宮にある日本建築専門学校で行われました

木造耐力壁ジャパンカップが、14時開始だったため、

午前中の時間を利用して、本栖湖まで足を延ばしたことは、

既にご紹介しましたが、まだ時間に余裕がありましたので、

更に足を延ばし、精進湖まで行ってみました。

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今回初めて知ったのですが、精進湖には、

カヌー競技場が設けられていて、

この日は、関東高等学校カヌー大会が行われていました。

湖畔には、応援に駆け付けたご家族の姿も見受けられました。

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写真1枚目がウェイティングスペースのようで、

2枚目が、スタートラインでちょうど「位置について~」

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一斉にスタートです。

反対岸までは結構な距離があり、2分近くかかるようで、

全力で漕ぐのはかなり体力がいりそうに見えました。

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こちらはその行きと帰りに通り抜けた朝霧高原の景色です。

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9月半ばでしたが、既にススキがきれいでした。

朝霧高原の道の駅で田中に一口味見させてもらった

ソフトクリームがとっても美味しかったです。

* * *

最後に、9日(日)21時からのNHKスペシャルでは、

熊本地震の特集が放送されます。

http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20161009

番組の中で、芝浦工業大学の蟹沢宏剛先生と

一般社団法人 木造住宅デザイン研究会ユア・ホームで

これまでに調査をしてきた内容が取り上げられます。

ユア・ホームで、これまで幾つかの調査に

関わらせていただいたこともありますので、

どのような内容になっているのか、気になるところです。

お時間がございましたら、是非ご覧になって下さい。

週末から3連休の方もいらっしゃるかもしれません。

どうぞ、良い連休をお過ごしください。

少し間が空いてしまいましたが、

今日は、今年の耐力壁ジャパンカップ予選1日目を

見学してきた際のお話、まとめです。

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写真は『歩夢(あむ)ちゃん』が完成したところです。

組み立て時間が短く、材料費も抑えられていますが、

やや、耐力不足感は拭えません。

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一方、『軌条(きじょう)』の出来上がりです。

組み立てに1時間2分30秒と、

制限時間を2分30秒超えてしまいましたが、

見るからに強靭な耐力がありそうです。

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割裂防止を狙ったファイバーテープも

もちろん考えられた位置に巻かれています。

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壁の高さを自由に変更できるように、

中間梁を金輪で固定しているのですが、

寸法をタイトに仕上げているため、嵌めるのに苦労していました。

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一番大変そうだったのが長ビスの固定ですが、

その中にも、細かい工夫がありました。

それは、柱を土台に固定している4本の長ビスが、

柱のホゾに対して直行に打ち込まれるように

柱のホゾを、45度回転させ、割裂しにくくしてあります。

今年で19回と回を重ねてきた大会ですが、

高さ3m、巾91cmの壁の中で

こんなに沢山の創意工夫が生まれ続けていることが、

とても興味深いところです。

来年も行われることを楽しみに待ちたいと思います。

木造耐力壁ジャパンカップのFacebookもありますので、

お時間があれば、ご覧になってみて下さい。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。