昨日に引き続き耐力壁ジャパンカップについてです。

決勝トーナメントの第3戦は、

左「めり込み少女~有為転変~」と右「板壁1号」の対決でした。

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結果は「めり込み少女~有為転変~」の柱が破断したことで

殆んど動いていない「板壁1号」の勝ちが決まりました。

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この壁は、早稲田大学で建築を学んでいる学生さんが、

特に木造を専攻していると言う事ではなく参加したそうです。

鉄筋コンクリート造や鉄骨造など材質が安定していて

計算のしやすい構造と木質構造のように

材質にバラツキがあり計算もしにくい構造との違いを

肌で感じることが出来るとても良い経験だったようです。

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特にこのチームにはとても暖かい視線が感じられました。

そして、最終的に審査員賞も受賞しました。

おめでとうございます。是非、来年も参加して下さい。

今年も無事、ものつくり大学にて開催されました。

10月9日・10日に予選を行い、11日が決勝トーナメントでした。

この決勝トーナメントを観戦することが出来ました。

この大会、木造の耐力壁が引っ張りっこをして、勝敗を決めます。

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出発が遅れてしまったため、到着すると

既に決勝トーナメントの2つ目の対戦の決着が着くところでした。

左側の柱脚が破断したため耐力を失い敗退となりました。

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この壁は植物のアロエのイメージから耐力壁名「アロエリーナ」。

筋違いと、貫きと、面材が複合的に配されています。

柱脚部が破断した原因を推察しますと、

筋違い部分や抜き部分に比較して下部の面材部分のみが剛で

そこに力が集中してしまったことにあるのではないかと思いました。

強ければいいと言う事でもないのが興味深いです。

まだまだ、面白い壁がありますので明日も引き続き

耐力壁ジャパンカップについて書きたいと思います。

昨日は、サッカー日本代表のザッケローニ監督での初陣を観戦に

またまた、さいたまスタジアム2002まで、行って来ました。

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明らかにW杯壮行試合の韓国戦のときとは熱気が違いました。

観戦中にも野次ひとつ飛びません。そして、笑顔、笑顔、笑顔で、

スタジアムは上の方まで埋まっていました。

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日本の内容は素人目にもこれからに期待したくなるもので

贔屓の今野選手とメッシ選手とのマッチングも見られて満足です。

でも、何と言いましてもメッシ選手です。

彼は磁石のような人で、何でも引き寄せてしまいます。

まずはボールがピタッと吸い寄せられます。

そして、周りの選手もひきつけられます。

見ている観客も目が離せなくなります。

目の前のコーナーからコーナーキックを蹴るときには

コーナー側の客席は総立ちでした。

いいものを見ることが出来て、かなり幸せです。