今日は、今年3月に葉山に完成をしました家の

1階の内部をご紹介致します。

h-39

写真右隅の扉を開けて玄関から内部へ入りますと、

この家の中心、居間のスペースになります。

玄関からの扉は、幅を広くしてありますので、

夏場は明け放して、玄関の窓を開けますと風が抜け、

冬場は閉じることで、冷気を防ぐことができます。

居間の西側にはキッチンとダイニングスペースです。

h-47

そして、居間にはご主人たってのご希望の広い吹抜けと

それに面して設けられた真っ直ぐに上る階段があります。

階段と吹抜けの手摺は玄関同様アイアン製です。

アイアンが力を持ちすぎて、〇〇風にならないように

打合せでは、注意深く細部まで検討を重ねました。

h-12

階段奥には畳室があります。

扉は設けず、コーナーとして空間を仕切ました。

h-11

奥に見えているのは、ご主人の仕事部屋になっています。

次回は、2階をご紹介いしたいと思います。

* * *

建てた家『真南を向いた斜めの家』-1はこちらです。

今年3月に完成していたにも拘らず、

ご紹介まで随分と時間が経ってしまいましたが、

WEBサイトの「松匠創美の建てた家」に

真南を向いた斜めの家」をアップいたしました。

そこで、ブログでもご紹介をさせて頂きたいと思います。

h-62-1

葉山の風致地区内に在るこの敷地は、区画整備されたものです。

既存の町並みに住みたいと、ずっと土地を探されていた時に、

新しく区画整備されたこの土地と出会ったそうです。

探していた既存宅地ではありませんでしたが、

それ以外の部分で、条件を満たしていたこともあり、

こちらの土地に決めたそうです。

最初に土地を体感しに出かけた際に、

そのお話を伺っていたこともあり、整然と立ち並ぶ

住宅街の景色にならないような計画にしたいと思いました。

そこで、土地に対して斜めに建物を配置した計画を

提案させて頂きました。

h-59

そうすることで、建物の長辺が南向きになることも

プラス要素としてあり、また、既に建っていた

隣地建物との空きも確保することができそうでした。

その分、玄関の位置は少し奥まりましたが、

ご主人たってのご要望、アイアン製オリジナルポストぐちと

ハンドルが、良いアクセントになっています。

h-54-02

このポストぐち、内部側では

投函された郵便物を受けられるようになっています。

次回は、内部をご紹介いたします。

先週末は、葉山で新築中の家の上棟でした。

朝一番は雨模様で、上棟できるか心配されたのですが、

早々に上がり青空になり、上棟することができました。

PB240007

足元が悪く寒い中、ご家族揃っての見学。

年少さんの息子さんですが、とっても熱心に見ていて、

背中にはその熱心さが現れています。

PB240026

間取りや部材についても、いろいろと質問してくれて、

その理解ぶりにも、ビックリさせられました。

PB240017

また、いつもは電車大好きの息子さんですが、

やはり、働く自動車、レッカー車には心惹かれたようです。

034

作業が完了してから、オペレーターの方にお願いして、

運転席でその乗り心地を体験していました。

無事上棟しましたので、幣串を飾り、お浄めをして、

直会が行われました。

直会はクライアントさんがご準備を下さいました。

どうもありがとうございました。