3月末、渋谷のBunkamuraオーチャードホールで

開催されましたフラメンコ界を代表するバイラオーラ、

マリア・パヘスとコンテンポラリーダンス界で活躍する

シディ・ラルビ・シェルカウイによる公演『DUNAS』を

鑑賞してきました。

2011年『MIRADA~ミラーダ~』

2013年『UTOPIA~ユートピア~』

2015年『Yo,Carmen~私が、カルメン~』

と、ご自身の舞踊団での来日だったマリア・パヘスですが、

今回は新しい試みで、コンテンポラリーダンスと

フラメンコ、ダンサーは2人のみによる作品です。

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写真は、本文とは全く関係なく、

少し前、お部屋を飾ってくれていたクリスマスローズです。

 

冒頭は、ふたりが布を纏い語り合うようなシーンから始まります。

マリア・パヘスは、ブラソ(腕)とマノ(手)の

使い方が特徴的なバイラオーラですし、それはとても美しく、

一気に世界へと引き込まれていきました。

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クリスマスローズの切り花が手に入るのは珍しいです。

 

また、シディ・ラルビ・シェルカウイは、多才で、

マリア・パヘスがソロで踊るバックに映し出される

サンドアートを描いてみせ、フラメンコとサンドアートが

自然に融合して行く姿を魅せてくれました。

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折角ですから下からも煽って撮ってみました。

 

2人は、対立することなく絡みあいながらも

互いに自己の存在を主張しているそんな印象を持ちました。

週末は、お天気も良く暑くなりそうな予報です。

どうぞ良い週末をお過ごし下さい。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

写真は、4月初めに撮影した桜の木です。

満開を過ぎ、葉桜へと移り変わろうとしている頃でした。

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2階の屋根を超すような立派な桜の木であることが、

見て取ることが出来ます。しかし、反対側へ回りますと、

同じ木なのかと不思議に思える姿を見せます。

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既に青々とした葉が茂り、所々に桜の花も見られますが、

パッと見、この木が桜の木であることは、

分かりにくい状態になっています。

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それは、この桜の木が、蔓植物によって浸食され

蔓植物に覆われた部分は、花を咲かせることが

出来ていないからなのです。

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根に近い部分を見ますとかなり太い蔦が、

凄い数、群生して桜の木を覆い隠しているのが分かります。

この桜の木、蔓植物とどこまで共生可能なのでしょうか。

樹高からもかなり樹齢が長い木のように見受けられますが、

この先も健全に生育できるのか、桜の木の将来が心配です。

また、安全面からも将来への不安がありますので、

専門家の意見を聞いてみたいところです。

また、何かわかりましたら、ご紹介したいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今日の写真は、3週間くらい前に撮影したものです。

写真中央付近の枝の上にある黒い塊が、カラスの巣です。

この頃、時折カラスが巣へ舞い降りてきては、

何やらしている様子だったのですが、何をしているかまで、

確認することはできませんでした。

最近になりまして、ひな鳥らしき姿が確認でき、

もう随分と大きく、巣立つ日も近いように見えます。

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日々こうしてカラスの様子を見守っているのですが、

以前負傷したカラスを動物病院へ連れて行った方に

聞いたお話では、カラスは有害鳥獣で、

動物病院で治療をすることはできないとのこと。

なぜなら、カラスの場合、収集前のごみの袋を荒らしてしまったり

農作物を食べてしまったりと人間生活に迷惑をかける存在だから。

元々は野鳥で森に住んでいたところ、

頭が良いと言われるカラスは、人里の暮らしやすさに気づき、

より便利な都市へと移り住んだに違いありません。

と言うことは、人が呼んだと言うことでもあります。

しかし、人に迷惑をかけるから有害鳥獣と呼ばれてしまう・・・。

中々切ないことだと、ひな鳥の成長を見守りながら

改めて野生生物との関係に思いを巡らせてしまいました。

最後までお読みいいただき、ありがとうございました。