大雪の予報の出ていた先週土曜日ですが、

雪にはならず、小雨程度でしたので、

予定通りに地鎮祭を執り行うこととなりました。

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お手伝いを申し出ても「大丈夫です」と、

お一人で手際よく準備を進める神主様。

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模造の竹をご用意くださっていらしたのですが、

竹はこちらでフレッシュなものを用意しておりましたので

本物の竹を立てさせて頂くことにしました。

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準備が整い、神主様より

『定刻よりも少し早いですが、皆さんお揃いのようですので、

これより〇〇家の地鎮祭を執り行わせていただきます』と言われ、

準備中から何かしっくりこないと思っていたことが腑に落ちました。

この神主様、お隣の地鎮祭のためにいらした方でした。

偶然にもこの日は地鎮祭を執り行うのに御日柄が良く

隣の敷地でも地鎮祭が30分遅れで行われる予定だったのです。

神社まで神主様をお迎えに上がるお約束になっていたのに

ご自分のお車で現地までいらして下さったり、

竹をはじめこちらで用意する約束だった諸々も

全て用意下さっていた理由が分かりました。

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それからは、急いで神社まで神主様をお迎えに上がり、

ご出席のご家族の皆さんにご協力をいただき、

竹を立て、祭壇の入れ替えを行い、お供物を供え、

お隣よりも少し早く、地鎮祭を始めることができました。

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「神主を40年やっていますが、こんなこと初めてです」

と、大変恐縮仕切の神主様でした。

珍事の間に雨も上がり、雨降って地固まるということで、

大変に思い出深い、地鎮祭になりました。

おめでとうございました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

昨日、新宿のショールームへ出掛けた帰り道に、

六本木の東京ミッドタウン・ガーデン内にあります

21_21 DESIGN SIGHTにて、2月7日まで開催されております

『建築家 フランク・ゲーリー展”I Have an Idea”』へ立ち寄りました。

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写真では上手に写せなかったのですが、

美術館前のドウダンツツジとナンテンの織りなす赤の競演が

たいへん美しく、目を見張るものでした。

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中に入りますと、ちょうど陽の入り具合が良く、

安藤忠雄さんのコンクリート建築がシャープに

とても美しく見える時間帯でした。

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フランク・ゲーリー展は、建物のデザインをまとめ上げていく際の模型を

順に追って見ていくことで、その変容が分かる展示になっていて、

とても興味深く、楽しみながら拝見することができました。

例えばこんな感じです。写真が沢山ありますので流してみて下さい。

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これまで、フランク・ゲーリー氏の作品の多くは、

彫刻作品のようだと、漠然と思って参りましたが、

今回、製作過程を見ることで、テクノロジーと手仕事が

絶妙に組み合わさった建築であるということがよく判りました。

明日の土曜日は関東地方に大雪の予報が出ておりますので、

大きな被害などが出ないことを祈っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

写真は今日の葉山です。

冷え込んでいますが、穏やかな一日でした。

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昨日に引き続き、銀座で気になった建物の話です。

次の写真は、2016年3月31日開業予定の

『東急プラザ銀座』です。

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地上11階、地下2階の13フロアはすべてが店舗となり、

銀座最大級の大型商業施設になるようです。

間近に見た印象としましては、建物のスケールが桁はずれで、

スケール感が失われているような感じです。

この外観のデザインは、「光の器」という建築コンセプトのもと、

「江戸切子」がモチーフとなっているとのことで、

夕日にキラキラと輝いていました。

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こちらは、『ヒューリック銀座数寄屋橋ビル』。

2011年3月完成、地上11階、地下4階で、

用途は店舗、事務所、銀行などの複合テナントビル。

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印象的なファサードは、銀座の原風景の水と柳を表象し、

ブルーのLow-Eガラスを使用したカーテンウォールの水面に

アルミダイキャストの柳を纏っているそうです。

*Low-Eガラスとは、複層ガラスの片面に金属膜をコーティングし

遮熱や断熱の性能を増しているものです。

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最後は、『メゾンエルメス』。

2001年に建築家レンゾ・ピアノ氏がデザインを手がけた

地下3階、地上11階、塔屋1階のエルメスジャポン本社ビル。

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表面をガラスブロックに覆われ、そびえ立つ壁は、

細部まで行き届いた納まりと技術力で、圧倒してきます。

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その拘りと徹底ぶりは、ひと際群を抜いていると思われます。

いい刺激と目の保養になりました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。