写真は今日の葉山です。
冷え込んでいますが、穏やかな一日でした。
昨日に引き続き、銀座で気になった建物の話です。
次の写真は、2016年3月31日開業予定の
『東急プラザ銀座』です。
地上11階、地下2階の13フロアはすべてが店舗となり、
銀座最大級の大型商業施設になるようです。
間近に見た印象としましては、建物のスケールが桁はずれで、
スケール感が失われているような感じです。
この外観のデザインは、「光の器」という建築コンセプトのもと、
「江戸切子」がモチーフとなっているとのことで、
夕日にキラキラと輝いていました。
こちらは、『ヒューリック銀座数寄屋橋ビル』。
2011年3月完成、地上11階、地下4階で、
用途は店舗、事務所、銀行などの複合テナントビル。
印象的なファサードは、銀座の原風景の水と柳を表象し、
ブルーのLow-Eガラスを使用したカーテンウォールの水面に
アルミダイキャストの柳を纏っているそうです。
*Low-Eガラスとは、複層ガラスの片面に金属膜をコーティングし
遮熱や断熱の性能を増しているものです。
最後は、『メゾンエルメス』。
2001年に建築家レンゾ・ピアノ氏がデザインを手がけた
地下3階、地上11階、塔屋1階のエルメスジャポン本社ビル。
表面をガラスブロックに覆われ、そびえ立つ壁は、
細部まで行き届いた納まりと技術力で、圧倒してきます。
その拘りと徹底ぶりは、ひと際群を抜いていると思われます。
いい刺激と目の保養になりました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。