昨日、茅ケ崎へ出かける際に逗子海岸付近で目に留まり、

よく見てみたいと思っていたものがありました。

ところが、帰り道はお腹がいっぱいですっかり忘れてしまい、

今日、逗子での打ち合わせの帰りに、立ち寄ってみました。

逗子海岸へ着いた時間が、日没後直ぐくらいでしたので、

僅かに紅く染まった空と富士山のシルエットがきれいでした。

2014_0124 逗子海岸

そして、昨日から気になっていたものはと言いますと、

宿り木でした。

随分と暗くなっておりましたので、写真で色が判りませんが、

落葉した冬木に緑のボールが刺さっているような姿が目を引きます。

144

宿り木は、なぜこんなきれいな球状になるのでしょう。

不思議な感じが、わざわざ見に立ち寄るくらい印象的です。

2014_0124 鋼板電柱

そしてもう一つ、今日、気になったものがありました。

逗子の路地に建っていた新しい電柱です。

写真では判りにくいのですが、

艶がありまして、鋼板を亜鉛メッキしたような感じの質感です。

更に、途中にくびれている部分があり、

どうやらこの部分で、鋼板のパイプを継いでいるように思えます。

電柱は、古くは木製でしたが、腐ると言うことから

その後腐らない鉄筋コンクリート製が一般的になります。

ところが、コンクリート柱は自重が重いということに加え、

内部の鉄筋が腐食によって錆びる問題が発生することが判り、

軽くて工事のしやすい鋼板製が出て来たようです。

これからは、鋼板柱が増えるのでしょうか。

今日の三浦半島は、風の強い一日でした。

午後、擁壁の安全を確認するために、出掛けたのですが、

5メートル位の高さのある擁壁でしたので、

崖の上側に当たる擁壁の先端に立ちますと、

風にあおられてちょっと危険を感じるくらいでした。

002

写真は、空(クウ)とよく行く公園に咲いていました

モントブレチア、和名を姫檜扇水仙(ヒメヒオウギスイセン)

というアフリカ原産の植物です。

このところたっぷりと降った雨で、随分と色濃くなった緑の中

鮮やかな朱色が目を引きました。

この朱色と言う色、

油絵具で言いますと、バーミリオン。

学生の頃、絵を描いてた時には、大好物の色でした。

ビタミンカラーとも言われるオレンジとは趣が違いまして、

とても高貴な香りがする色です。

咲いている花を見て、改めて上品な色だと思いました。

027

さて、こちらの写真は、ウッドデッキに出ようとした際に

フェンスに止まっているところを発見したバッタです。

写真を撮っていましたところ、足に飛び乗ってきました。

不意を突かれ、ちょっと動揺・・・。

それでも気を取り直して、写真に納めることが出来ました。

中村好文さんの『小屋においでよ!』へ出かけるにあたり、

折角出かけるわけですからと、

近くにある美術館も巡ることにしました。

午前中、一番に向かったのは、庭園が評判の根津美術館です。

ちょうど緑が美しい季節で、お天気にも恵まれ、

素晴らしい散策をすることができました。

038

見事なまでに、計算された日本庭園なのですが、

全くそれを感じさせないくらいに自然な造りです。

014

竹林の奥には、高層のビルが建ち並んでいるのですが、

生い茂った木々に囲まれていると、それを忘れてしまいます。

020

残念ながらすでに燕子花(カキツバタ)の花は

咲き終えてしまっていたのですが、

燕子花を愉しめる茶室や紅葉狩りができる茶室など

庭園内にはお茶室が4軒建っています。

どれも平屋で、屋根が美しい建物でした。

033

庭園の中央には、敷地の高低差を利用した川が流れています。

下流に行くとさすがに水の流れが止まり、池の様になります。

035

それでも、その静かな風情はとても素晴らしいものでした。

ゆっくりと庭園を散歩した後は、併設のNEZU CAFEで

緑に包まれながらお昼をいただきました。

良い時間を過ごすことが出来ました。