今日は、鎌倉の現場へ墨出しの立会いに行ってきました。

朝はうす曇で肌寒い感じでしたが、時間と共に

日差しが強くなってきて、暑いくらいの陽気でした。

2011_0926AO

現場は、掘り終わった地盤の全体に砕石を敷き、

それをランマーで転圧し、その上に捨てコンクリートを打ち

墨が打ち易いようにしてあります。

上から見ると、こんな感じです。

2011_0928AB

ここに、建物の正確な配置を墨で書いていきます。

そのために、道路や隣地の境界線を基準に、

角度や距離を計測できる計器を使って各ポイントを出します。

2011_0928AF

最後に配置寸法が守られているのかの確認は、

自分達で原始的なスケールを使用し、計測します。

図面とのズレも無く、問題ありませんでした。

いよいよ次の工程は、型枠を組み立てることになります。

昨日は、鎌倉の現場へ行ってきました。

先日、埋蔵文化財の立会いをしていただいて、

晴れて掘ることが許されましたので、

現地は、地下部分をきれいに掘り終えていました。

2011_0926AF

そこで、土が無くなったこの時点で、

再度地盤の調査を行いました。

工事前の地盤は傾斜していたために、

この地点の地盤調査をすることが出来ませんでした。

そのため、近い所のデータで推定して設計をしておりましたので、

念のため、実際の所を調査してみました。

2011_0926AM

結果は、前回の調査時に推定していた耐力と同等でした。

このまま、工事を進めることができます。

お天気が大きく崩れないでいて欲しいと思います。

昨日は、台風の影響が心配されましたが、

おかげ様で、無事、地鎮祭を執り行うことが出来ました。

2011_0904AI

前日までの強風も、この時には静まっていまして、

暑過ぎず、ちょうど良いお天気でした。

どうやら、「私たち、晴れ夫婦なんです」とのことで、

心強いことを伺いました。

2011_0904AS

また、地鎮祭の際に四隅に立てる竹ですとか、麻縄、砂などは

一般的には施工会社で用意し、

お供物は建て主様がご用意されたりするのですが、

今回は、地鎮祭を執り行うために必要なもの全てを

神主様のほうで用意してくださいました。

建て主さんにとっては、初めての場合が殆んどですので、

いろいろと準備をするようにと言われると

不安な気持ちになると思いますので、

今回の神主様は、

とても心強い存在だったのではないでしょうか。