葉山に建築中の新築住宅で、今日は配筋検査がありました。

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先ずは、自主検査。

耐圧盤のベース配筋に、やや間遠い部分を発見。

配筋を一本足してもらいました。

そして、ホールダウン金物用のアンカーボルトの位置の確認。

毎回のことなのですが、図面に自分たちで

ホールダウン金物の設置位置寸法を記載していないため

その場で暗算しなければなりません。

回を重ねるごとに、要領が良くなるどころか、

計算ができなくなってきていることに、ショックを受けます。

計算脳を鍛えないといけません。

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その後、検査員が来て、図面をよーく見ながら、

チェックをしてくれました。

指摘事項もなく、無事合格しました。

きれいにピシッと出来ていて、気持ちいいと言っていただきました。

ありがとうございます。

これで明日は朝からベースコンクリートの打設ができます。

今週から始まりました改修工事の現場では、

今日から壊し始めました。

松匠創美で改修工事の解体を行う場合には、

大工が壊すことが多いのですが、

今回は、全面的な改修工事と言うこともありまして、

解体専門の職人さんにお願いをしました。

解体の時に一番注意しなければならないことは、

壊し過ぎてしまわないと言うことです。

長い年月をかけて出来た味は、

決して、取り戻すことはできません。

ということで、解体初日の今日は、

既に下見で職人さんには確認してもらってありますが、

再確認をするために現場へと行ってきました。

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2階の壁と天井から壊し始めました。

屋根裏が見えるようになったところで、現場に立ち会って居られた、

家主であるクライアントご夫妻は、思い出話をしながら、

天井を見上げ、未来を見つめているようでした。

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今はこんな状態ですが、

年内にはお孫さんを迎え入れることができるように、

工事を進めて行きたいと思っています。

葉山で基礎工事中の現場へと設計の田中が

金物の指示の入った図面を届けに出掛けました。

すると、現場からの電話で

「自転車ですぐに現場へ来い」と呼び出されました。

何事かと不安な気持ちで、言われた通り、

事務所からはひたすら上り坂の現場へと自転車で向かいました。

(実際、半分は自転車を押して歩いているのですが・・・)

とりあえず現場へ到着して話を聞いてみますと、

鉄筋の組み方が、設計者の意図と相違する部分があり、

職人さんと押し問答になったとのこと。

話を聞き終わる頃には、何のことはない、

手直しすることで解決しました。

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いい職人さんは、自分の仕事に誇りを持って居られます。

これまでと違うことや、手間のかかることを依頼するときには、

納得して仕事をしてもらうことができるように、

しっかりとお互いの考え方を理解し合うことが大切です。

手直し、ありがとうございました。