今日から、夏休みも終わりまして通常業務に戻りました。
ブログも再開です。
また、お付き合いいただけますと、うれしいです。
さて、事務所が夏休みの間に私も2日程お休みをいただきました。
その内の1日を利用しまして、ずっと行きたいと思っていた
日本民藝館へ行って参りました。
場所は、目黒区駒場、東大の駒場キャンパスのすぐ傍です。
写真が日本民藝館の本館正面です。
本館は、「民藝」という新しい美の概念の普及と「美の生活化」を
目指す民藝運動の本拠として、思想家の柳宗悦により企画され、
実業家の大原孫三郎氏をはじめ多くの賛同者の援助を得て、
1936年に開設されました。
本館の建物(登録有形文化財)は、西館の石屋根長屋門に
意匠を合わせたもので、設計は細部まで柳宗悦が手掛けました。
<以上、施設案内より>
大原孫三郎氏といえば、大原美術館の設立者。
以前、大原美術館へ行った時に触れましたが、
大原美術館の様に、作家ものの展示は多くないのですが、
展示物、それを展示するケース、そして建物に至るまで、
すべてが「美の生活化」を示していて、
改めて、その概念の素晴らしさを体験することができました。
松匠創美ではこれまでも「用の美」という概念を大切に、
家づくりを行って参りましたが、
今回、その家づくりに対する思いをより一層強く致しました。
そこで、明日は西館についてご紹介したいと思います。