今日も日曜日に参加した逗子のまち歩きの続きです。

明治22年に横須賀線が開通したことで、

逗子海岸界隈は別荘地として栄えたそうです。

しかし、現在では建設当時の姿を残す建物は取り壊され、

唯一、登録文化財建物に指定されている

長島孝一邸のみになってしまったそうです。

今回のまち歩きではこちらの建物を見せて頂くことが出きました。

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ロンドン生まれ、ウェールズ育ちの奥様が

現在でも暮らしを営まれている現役の住宅です。

2010_1205AZ

日本に暮らし始めた当初は生活様式の違いから、

諸々の問題もあったそうですが、

少しづつ改良を重ねて来られたそうです。

2010_1205AO

ご自宅が登録文化財建物であることについて問われると

「建物を、器として保存するだけではなく、

その中で営まれる生活習慣ごと残して行きたい」

と、仰っていたことが印象的でした。

住宅建築と言うのはやはり生活と切り離して考えることは

出来ないものですね。