こんにちは。
葉山・逗子・鎌倉・湘南エリアで無垢の木の注文住宅を建ててきた工務店【松匠創美(まつしょうそうみ)】です。
今日の目次は下記です。どうぞ宜しくお願い致します。

【1】   片付け好きの頭の中 「あるといいなは、なくてもいいかも」

【2】   家づくり雑記帖 「バリア”アリー” 」

【3】   家づくりのいろは「造作家具―家具―」

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【1】 片付け好きの頭の中 「あるといいなは、なくてもいいかも」

こんにちは、片付け好きの久保です。一年の中でも日の入りが一番早くなるこの時期、太陽が恋しいですが、年内にもうひと頑張り、片づけたいと思います。

さて、今回は、私の考え方のスタンス「あるといいなは、なくてもいいかも」についてです。日頃、住宅の設計をさせて頂いておりますので、様々な思考をお持ちのクライアントさんとお話をする機会があります。時には、ここにコンセントがあるといいかもしれない。あっちにもあった方がいいかもしれない。と念には念を入れて様々なケースを考えることで、コンセントの数は増え、それに伴いコストも上がって行くそんなこともあります。そんな時、こう考えてはいかがでしょう、ここのコンセントはあちらのコンセントを利用しても足りるかもしれないと。

我が家には、炊飯器、電子レンジ、トースター、コーヒーメーカーなど電化製品があまりありません。これらがないことで出来ないことも時々あります。例えば、電子レンジで温めて食べるシナボンは電子レンジがないため泣く泣くお持ち帰りを諦めたことがあります。しかし、お店でできたてを食べればいいことでもあります。
ちょっとした視線の角度を変えれば見えてくることがあります。足りないことで、創意工夫の思考回路が活性化してくれると、片付けに限らず、いろいろなことに知恵が働くようになるかもしれません。「あるといいなは、なくてもいいかも」と頭の片隅に置いてみてはいかがでしょう。

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【2】 家づくり雑記帖「 バリア”アリー” 」

こんにちは設計の田中です。
最近、事務所内でよくする話に老後の事があります。なるべく長く自立して暮らす為にはという予防策の話です。という事で今日は、松匠創美の建てた家や、久保のブログでも登場するバリアフリーならぬ「バリア”アリー”」について書いてみたいと思います。

連日、介護疲れが理由とも言える事件、事故のニュースを目にします。
日本の場合、1970年代に高齢”化”社会が始まり、1995年に高齢社会に突入、2007年には超高齢社会となりました。高齢”化”社会から高齢社会に達するまでの年数は24年です。フランスが115年、日本と同じく急成長を遂げたドイツでも40年かかりました。日本は超高齢社会への準備が、ちょっと後手になってしまったのかもしれません。

そんな中、老後の生活を考えると、できる事としては運動機能の低下を防止する事や、回復を図る事だと思います。今回のメルマガのタイトルにしたバリアアリーは、実はデイサービスセンターで注目を集めている言葉です。自宅や施設内には手摺が取り付けられ段差は無かったとしても、外出すれば、そうではありません。こういう現状を踏まえて、バリアアリーを進めているデイサービスセンターのレクリエーションでは、例えば、午前の予定の陶芸教室に行くには長い廊下を通って向かい、お昼の食堂へはスロープを登り、配膳はセルフサービス。午後は、窓辺でぼーっとして、最後に向かうマッサージコーナーへは階段を上がる。という具合に、楽しみとバリアが共存しています。また、その日の予定は、生活行動のリハビリになるものや全くの娯楽など様々なメニューの中から高齢者自らが決めますので、バリア克服方法を身に着けつつ脳も活性化され、意欲も楽しみも増えます。
施設のお世話になるというより、自分の健康と楽しみの為にジムへ通う感覚に近いかも知れません。

デイサービスセンターの取り組みを普段の生活に置き換えて考えると、動けるうちに、友達との楽しみや買い物の為に外出し、食事や家族とのコミュニケーションの為に部屋から部屋へと移動する事がとても大切で、それが楽しみと感じるように周囲の笑顔も大切なのだと思います。また、それを習慣にする為に、食事の献立や、友達との約束など、自分で予定を組む事で他者や自分への責任を作る事もとても大切なのだと感じます。

設計:久保歩美・田中伸二
松匠創美の「家づくりの考え方

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【3】 家づくりのいろは「造作家具―家具―」

こんにちは、千葉です。
師走に入ったというだけで、慌ただしい感じがします。年末の大掃除の前に、少しずつこまめな掃除を心がけたいところです。

今日の「家づくりのいろは」は、家具について勉強していきたいと思います。
これまでは、造りつけの造作家具について勉強してきましたが、今日は皆さんもよくご存じの家具についてです。
テーブル、本棚、テレビ台などの一般的な家具でも、お客様からご要望があれば、造らせていただいております。
特徴として、耳付きと言って樹皮がついていた部分を残したものも造ることが出来、とても味のあるものになります。塗料は撥水剤という、木の肌触りや、ぬくもりが最大限活かされるものを使用しています。
塗料を塗る前の仕上げの話で驚いたことは、サンドペーパーで表面を滑らかにするイメージがあったのですが、大工がカンナをかけることによってツルツルに仕上がるそうです。そこに塗料を塗ると、きれいな仕上がりになるとのことでした。
我が家のダイニングテーブルは家具屋さんに造ってもらいましたが、ウレタン塗装と撥水剤どちらにしますか?と聞かれ、まだ何も知識がなかった為に、ウレタン塗装にしてしまいました。どうしても、水ジミが気になる方は、ウレタン塗装の方がいいようですが、木そのものの味は失われてしまう感じがします。

事務所兼モデルルームのテーブルも、耳付の木で造られています。是非見学にいらして下さい。
写真を見て頂けるかたは、こちらからお願いします。

メルマガ 2015-12-09 千葉

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☆最後までお付き合いいただきまして ありがとうございます☆
出会い・つながる・木の住まい 有限会社 松匠創美
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