今日は、2015年9月に完成しました
『乗務員室のある家』の
完成写真のご紹介、5回目になります。
前回ご紹介をしました2階の主寝室の
入口引き戸の横にある小窓をアップにしてみますと
実は、結構凝った造りになっています。
写真の撮り方でパースが掛かっているわけではなく、
お城好きという奥様のアイデアで、狭間の雰囲気にしています。
この狭間、何のためにあるかと言いますと
2階ホールの窓を開閉するためです。
手を差し込む角度を考慮し、実物大模型を作り
現地で実際に開け閉めして取付高さなど決めました。
狭間のある2階ホールには、1畳分の吹き抜けがあります。
その吹き抜けの手摺には、富士のプレートを取付、
鉄道博物館で見た下の写真のデザインを真似てみました。
鉄製の手すりと木製の手すりの違いは否めませんが・・・
鉄でリアルに再現していないくらいが、程良いかと思います。
そして、2階ホールを挟んで反対側には、
この家を象徴する乗務員室が2つ並んであります。
コレクターで居られるご主人が手に入れられた
実際に使用されていた乗務員室のガラスを利用し、
一般的なドアよりも一回り小さくすることで、
乗務員室の扉のイメージに近づけました。
次回は乗務員室のご紹介をしたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。