今日は、既に1か月程経ってしまいましたが、お盆に観た
『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』
が素晴らしい映画でしたのでその感想を少し・・・。
この映画は、27歳の類い稀なるバレエダンサー
セルゲイ・ポルーニンのドキュメンタリーです。
その素晴らしさの一つで、驚いたのは、
幼少期からの彼の映像が多く残されていたということ。
まるで、この映画のために、幼少期からずっと彼の姿を
追ってきたかのように、その成長を
目の当たりにすることができます。
家族のために踊り続けなければ、
向上し続けなければならなかった少年時代を経て、
自らの持つ才能に甘んじず、常に向上することを求める心が、
留まることを許さず、更に上を求めると言うことは、
ここまで壮絶な事なのかと心打たれました。
その苦悩、闇の深さは、そう簡単に理解できるものでは
ありませんが、心揺さぶられます。
最後のダンスと決めて挑んだ
『Take Me To The church』のミュージックビデオ撮影中、
自分が今後どうしたいのかを立ち止まって考えることが出来、
その結果、撮影を終えた時「ダンスが好きだから踊りたい」と
思うようになっていたそうです。是非、踊り続けて下さい。
そして、一度は彼の踊りをLIVEで見てみたいです。
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台風18号の動きが気になる3連休になってしまいそうですが、
被害などが出ないことを祈っております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。