先月から行っておりました展望風呂のリフォーム工事、
ご紹介の最後に今日は塗装のお話です。
葉山辺りの立地では、塩害があり外部の金属部分は、
どうしても劣化が早くなる傾向があります。
展望風呂に設けられた大開口部にも
金属製の庇が取り付けられているのですが、
これらも塩害による被害を受けていました。
一部は既に錆びて穴が開き、酷い劣化状態で、
かなり厚みのあるスチールで造られていましたが、
こんなにも脆いものなのかと驚いてしまいました。
この状態で放置して置きますと錆びていない部分も
貰い錆で、劣化しやすくなる恐れがありますので、
今回、穴が開いてしまった部分は切除し、
錆びをケレンし、錆止め処理をし、再塗装を施しました。
雨上がりに撮影したため、水滴が写っていますが、
きれいに塗膜で覆われた状態に仕上がりました。
庇以外に手摺も錆止め処理をして再塗装しました。
将来外壁の塗装が必要になるときまで、
基材を保護してくれるよう、日々の点検を欠かさず
見守りをお願いしたいと思います。
今回は、リフォーム工事のご依頼をいただき、
他社の仕事から多くの学びがありました。
仕舞のいい家づくりをこれからも
心掛けていきたいと、思いを強く致しました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。