今週は週の半ばの水曜日に、上野の東京文化会館まで
ボリショイバレエを観に出掛けて来ました。
今年は、ボリショイバレエ団の初来日から60周年で、
人気のスヴェトラーナ・ザハーロアが踊る
『ジゼル』か『白鳥』を観たいと思ったのですが、
大人気ゆえ、良席は即完売で、
今年のボリショイは諦めておりました。
ところが、ひょんなことから日本初演という
『パリの炎』は、良席に空きがあることを知り、
結果的には、ほんとに素晴らしい作品を
観ることが出来たと喜んでおります。
『パリの炎』は、全2幕からなる物語で、
フランス革命の只中、そこに生きる人々の
悲喜こもごもを描いており、単に革命の成功を祝うだけではない
奥行きが感じられ、物語に引き込まれました。
特に最後のシーンがそれを強く感じさせ、印象的でした。
振り付けは、正直、古典に比べてやや大雑把で、
?な部分もありましたが、ダンサーの皆さんの
情熱的でそれでいて繊細な、高い技術に裏打ちされた
パフォーマンスを観ることが出来、大満足でした。
最後のスタンディングオベーションは、
そこに居合わせた皆の総意だと思います。
早いものでもう金曜日、どうぞ良い週末をお過ごし下さい。
最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。