昨日は、時折り小雪が舞うようなお天気でしたが、
『三世代バリア”アリー”の家』の基礎立上りコンクリートを
打設しましたので、今日はその時の様子をご紹介いたします。
基礎の立上りは、上の写真のように型枠を組み、
そこへコンクリートを打ち込み固めます。
しかし無筋のコンクリートでは弱いため、鉄筋を埋め込みます。
この時、鉄筋が表層に近すぎると腐食しやすいため、
コンクリートが鉄筋へかぶさる必要厚さが定められています。
そこで、型枠を組んだところで枠と鉄筋の空き寸法を確認します。
また、基礎と土台を緊結するための金物(アンカーボルト)が
適切な位置にセットされているかも合わせて確認します。
厳しい箇所については手直しをお願いします。
枠を組み終えたら午後からはコンクリートの打設です。
立上りも三人チームで打設です。
立上りは狭いところにコンクリートを打つため、
ポンプを操るのはベースの時以上に難しそうです。
バイブをかけるのも、狭いところですので
鉄筋の間にしっかりとコンクリートがまわる様に
打ち込み具合に合わせて、バイブで調整をします。
追っかけ、天端均しを行います。
天端にはパッキン材を挟むとはいえ、土台が載りますので、
平滑さが求められます。
そこで近年では、均す用のコンクリートを別に薄く打ち、
精度よく仕上げます。
このところ、かなり冷え込みが強いため、
天端均しを終えましたら保温材を巻いて養生をお願いしました。
後は強度が上がるのを待ちます。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。