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こんにちは。
葉山・逗子・鎌倉を中心に無垢の木で注文住宅を建てている工務店【松匠創美(まつしょうそうみ)】です。
前回まで、松匠創美の新事務所「Woodenn hut」についてご紹介してきました。気が付けば旧事務所の方は完成から15年が経ちましたが、一度もちゃんとメルマガでご紹介した事がありませんでした。今回は、松匠創美が以前使用していた事務所兼ショールーム「Greenhut」についてご紹介したいと思います。
(※申し訳ございません。こちらはメールマガジンの記事になります。WEB検索からお越しの方は、お手数ですが、こちらからご覧いただけますと幸いです。)

松匠創美の旧事務所兼ショールームの計画は、たまたま見つけた土地情報から始まりました。その土地は調整区域という建物を新築できない場所にあったので断念したのですが、それをキッカケに事務所兼ショールーム計画が進行する事になりました。いくつか見て決めた土地は、分譲地の奥まった場所にあり、事務所としては目立たない場所でした。完成した事務所は、松匠創美らしくシンプルな外観に無塗装の木を貼り、内部にも多種多様に木を使って、クライアントに木の説明をしやすい様に考えて建てました。

今も昔も変わらない点としまして、構造材は無垢の杉の4寸角の柱や4寸巾の梁を使用し、将来の家族構成の変化にも対応しやすい構造計画をしている点と、冬も暖かい家になるよう断熱設計している点です。旧事務所で初めて試みた事としましては、1階床を厚いコンクリートの土間空間にしまして床暖房を敷設したことと、「Greenhat」という建物の名称にもなっている屋根を全面緑化したことです。

15年の間で行ったメンテナンスといえば、完成から2年後に外壁の木を1枚だけ交換。4から5年毎に木製サッシやウッドデッキの保護塗装の塗り替え、木製枠の網戸の網の張替えくらいでした。
試みた1階の土間空間の床暖房は、コンクリートの蓄熱性能を活かして家全体を温度差少なく温めるので心地よく、一方、夏場はひんやりした足触りで涼しく、当時の看板犬「陸」も気持ちよく寝ていました。また、杉の構造材を見せるデザインとした事で木の持っている調湿効果が発揮されて湿度も低く保たれています。
楽しみにしていた屋根緑化は、日当たりの良い屋根面に保水性能を持たせる事の難しさを思い知らされ、見直し改良が必要で、未だ模索中です。

普段からクライアントには、無垢の木だからと言って、神経質にならずに気にせず暮らして下さい。と伝えている以上にハードに使ってきた「Greenhat」ですが、内部に露出している柱や梁などの杉の構造材とフローリング、その他の無垢の木の造作材は、味わい深い色に変化しつつ、未だ新築時と変わらないしっかりした状態を保っています。訪れた方からは「いい風合いですね」との感想を頂くようにもなりました。

「Greenhat」は、新事務所兼ショールームの「Woodenn hut」と共にご案内が可能です。15年後の「我が家」をイメージしやすいと思いますので、是非お越しください。

313A4083-2
設計:久保歩美・田中伸二

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まことに申し訳ございません。
準備を進めています新しいWEBページの開設と一緒に対応していきたいと思っております。

ご不便をお掛けしますが、何卒よろしくお願いいたします。

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こんにちは。
葉山・逗子・鎌倉を中心に無垢の木で注文住宅を建てている工務店【松匠創美(まつしょうそうみ)】です。

今回は、松匠創美の建てた家「Woodenn hut」の続きです。前回は、個性的になりすぎず、地味になりすぎずをテーマにして設計した外観についてご紹介しましたので、今日は、内部についてです。

前回ご紹介した外部の計画では、一番迷ったと言いますか、決めるのに二転三転し何度も何度も検討を重ねたのが屋根の形状でした。
実は、その屋根以上に二転三転した部分が、事務所機能を2階にするか1階にするか、靴を脱いで建物に上がるか上がらないかでした。
最終的に決まったプランは、より住宅に近い靴を脱いで上がる形式にし、事務所機能を1階、打合せとショールーム機能を2階にする計画でした。来て下さった方が建物全体と松匠創美の面々を自然と見ていただける動線にできたと思っています。

内部の仕様は、1階の床材が床暖房対応のヒノキで、2階は杉です。仕事用のキャスター付きの椅子を使用していますし、ゴールデンレトリバーの空之助が歩いた結果の傷付く具合を見て頂きたいと思っています。また、床暖房による床材の乾燥収縮も見て頂くことが出来ます。
壁と一部の天井は漆喰です。左官屋さんが塗った仕上がりと、セルフビルドで塗った仕上がりとを比べて頂けるようにしました。
殆どの天井は「敷き天井」という2階の床の梁と下地材が見えている天井です。無垢の木が露出していますので調湿機能が高まります。2階の歩行音や声の通り具合を確認して頂けると思います。
窓は、樹脂サッシと木製サッシを取り付け、樹脂サッシは窓種もなるべく豊富にして使い勝手を知って頂こうと思いました。内部の建具も開き戸や引戸、ハンガードアなどの開閉方式や素材を変えてありますので、こちらも違いを知って貰えるのではないかと思います。

水回りのタイル仕上げは変化を付けてみました。トイレはデザインタイル、キッチンは定番タイルを斜めに貼りました。ところどころに遊び心を加えると良いアクセントになると思います。

他にも、スリット階段、階段下収納、納戸、ロフト空間などを見て頂く事が出来ます。

内部の温熱環境は、断熱性能をお勧めしている仕様で建てたところ、国の定めた一次エネルギー消費量を100パーセントとした時の36パーセント程度まで押さえた性能という結果でした。これは外気の影響を受けにくく、内部の熱が逃げにくいという事で、冷暖房効率が高いという事です。夏や冬にお越しくださった場合、部屋毎の温度差が少ない事を体験して頂けると思います。

「Woodenn hut」は、普段の家づくりと同じ手法で建てたショールーム兼事務所です。見て、触って、体感して、知って頂けるようになっています。
是非、お越し頂きたいと思っています。お待ちしております。

次回は、築15年経ったショールームについてご紹介したいと思います。

設計:久保歩美・田中伸二

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