今日は引き続き太陽光発電と、その電気料金についてです。

昨日、直近の2009年10月から2010年9月の1年間での

電力使用量は4,874kW、売電量は406kWと書きましたが、

太陽光パネルによる年間の発電量は、2,261kWでした。

その内406kWは売電しておりましたので、

残りの1,855kWを自家消費分として、

松匠創美の年間総電気使用量は、

4,874kW+1,855kW=6,729kWと

考えて良いのではないかと思います。

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そこで次に、電気使用料金についてですが、

仮に上記の総使用量を全て、電力会社より購入したとして、

電気料金22円/kWで計算しますと、

6,729kW/年×22円/kW=148,038円/年

12,337円/月になると考えることができます。

実際に電力会社へ支払った

電気使用料金は、111,895円/年で、

売電分の売上として入金があったのは、18,626円/年です。

と言うことで、実質の電気料金は、

148,038円/年-111,895円/年=93,269円/年、

7,772円/月でした。

電力会社より全て購入した場合から

実質の電気料金を差引すると、

12,337円/月-7,772円/月=4,565円/月

が太陽光発電による減額分と考えることができると思います。

事務所ではデスクトップパソコン4台とノートパソコン1台が

常時稼動している状態で、カラー複合機も1台ありますので、

これだけでおよそ月額5,000円程度の

電気料金がかかる事を考えますと

パソコンの使用分くらいは、自家発電で生み出した電力で

賄えていると考えることができそうです。

今日は昨日のつづきで、電力使用量と

太陽光発電による売電量の推移について書きます。

先ずは、太陽光発電システムを設置する以前の

2006年10月から2007年9月の

年間電力使用量は、4,621kW(月平均385kW)でした。

この時、松匠創美の事務所で働いている人数は2名です。

そして、太陽光発電システムを設置した

2007年10月から2008年9月の

年間電力使用量は4,143kW、売電量は680kW。

この時も、事務所で働いている人数は2名です。

使用量は478kW減り、680kW余剰電力を生みました。

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そして、2008年10月から2009年9月の

年間電力使用量は4,196kW、売電量は479kW。

ここで、事務所で働く人数が一人増えて3名になります。

使用量は殆んど変化は有りませんが、所員が1名増えたことで、

昼に発電した電力を使用する量が増えたため、

余剰電力は減りました。

また、この年は天候にもあまり恵まれていなかったという

記憶が有ります。

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つづく、2009年10月から2010年9月の1年の

電力使用量は4,874kW、売電量は406kW。

更に、事務所で働く人数が一人増えて4名になっています。

それでも、2006年-2007年に比べますと、

電力使用量は微増で、売電をしている分を差し引きましたら、

電力消費量は、しっかりと減っていることになります。

更に明日は、実際の電気料金の推移を見てみたいと思います。

3.11以降、多くの方が省エネ、特に節電について考え、

努力をしていらっしゃることと思います。

最近では、「もうこれ以上の節電は無理かな」とか、

ウォシュレットのコンセントも「使うときだけ挿している」

とおっしゃる方までいたりします。

また今日は、電気、都市ガス共に4ヶ月連続で前月に比べて

値上げになるとのニュースが聞かれました。

原燃料価格の変動によるもので、

福島第1原発事故は影響していないようですが、

家計の為には、更なる、省エネ努力をしないといけない感じです。

2008年
松匠創美では、2007年に太陽光発電のパネルを乗せました。

それから、3年半の月日が経ちましたので、

この機会に、発電量などのデータが、参考になればと思い、

公開してみたいと思います。

先ずは導入費用、太陽光発電システム一式で170万円でした。

(平成19年時点での補助金は一切有りませんでした)

そして、設置工事後、電力会社と電力受給契約を交わし、

1.876kWの発電量の松匠創美太陽電池発電所として

経済産大臣の認定をとりました。

(この手続きは電力会社が代行してくれます)

晴れて、お日様の光で発電開始です。

長くなってしまいますので、発電量などについての

つづきは、また明日。