葉山の現場は8月に入り、順調に進んでいます。

昨日は、地盤補強工事をしました。

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今回の工法はプレコンサンドパイル工法です。

以前プレコンサンドパイル工法のご紹介した時のブログは

こちらへ。

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4t トラック2台分の砂が圧入されました。

作業していると、地中からは沢山のガラが出てきたようですので、

地盤補強をするコトにして正解だったと思いました。

そして、今日からは基礎工事にとりかかりました。

根切り(地盤の掘削をすること)が終わったところで、

建物の中心、且つ家族の集まるリビングの下になる位置に、

鎮物を納めました。

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どうぞ、これから末永く、この建物を見守り下さいますように。

先日、ブログでご紹介をしました7月中に着工しなければ

と言っていました葉山の住宅ですが、本日、遣り方を出しました。

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遣り方(遣形)とは、建物を建てていく際の基準をつくる

大切な作業です。作業の流れは次のようになります。

1)敷地の境界線を基準に、

  配置図に基づいた建物の大きさを地面の上に糸で示します。

2)地面に糸で示した建物の大きさよりひと回り大きく、

  建物の角になるところに杭を打ち込みます。

3)打ち込んだ杭に基準となる高さを出して

  貫板(グルッと横に渡した板)を水平になるように打ちつけます。

4)杭が動かないように出隅部分は

  筋違い(斜めに打ち付けてある板)で固定します。

5)最初に地面に示した建物の大きさを

  今度は貫板の高さにもう一度正確に糸を張って出します。

このような一連の作業をすることで、

正しい位置に建物を建てることが出来ることになります。

今回は敷地境界線に対して建物の配置が

平行ではありませんでしたのでちょっと神経を使いましたが、

思ったほど苦労することなく、無事完了できました。

次は地盤の補強工事です。

5月に住宅版エコポイントの発行される工事の対象期間が、

短縮されると言うニュースが流れました。

「環境対応住宅の普及」という制度の目的が

早期に達成される状況となってきたという理由から、

平成23年12月31日までに着工・着手した新築・リフォーム工事

から

平成23年7月31日までに着工・着手した新築・リフォーム工事

へと、5ヶ月間前倒しで終了するコトになりました。

そんな事態を受けまして、8月1日着工を予定しておりました、

葉山の新築工事は、急遽7月末の着工となりました。

そこで、先週末は、夏空の下、地鎮祭を執り行いました。

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神主様のご好意で、参列者はお隣のお宅の日陰に1列で並び、

お清めをしていただいているところです。

大変に日差しの強い日でしたので、日陰で、大変助かりました。

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一方、神主様は炎天下、装束をお召しになっておられるので、

滝のような汗を掻いておられました。

「この季節は、これが私たちの役目ですので」

と、笑いながら仰っておられましたが、

大変なことと推察いたします。

地鎮祭の式次第終了後、直会(なおらい)の席で、

施主さんから、「地鎮祭はやっておいて良かった」

との声を聴くことが出来て、何よりでした。