先週の土曜日は、ベットを納めてきました。

以前、リフォームをさせて頂いた100年住み継ぐ家です。

今年は、こちらのご長男が受験生と言うことで、

部屋をスッキリさせて勉強をしやすくする目的で

7月中に・・・と依頼を受けていたのですが、

何とか間に合いました。

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搬入のことを考慮し、フレームのみ事前に製作して

仕上げは、実際に設置するところで行いました。

床下の湿気が上がって来やすいことで、高床式ベットです。

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実は、3年前にもご依頼をいただき造り付の子供用ベットを

製作しています。その時のことはこちらです。

今回は、この頃の様にベットの上で飛んだり跳ねたりはしない

とのことで、シンプルな造りにして、ご予算内に納めました。

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仕上がり具合を確認にお邪魔しましたところ、

ご長男が、かき氷を買いに行ってきてくれました。

今年初のかき氷。ごちそう様でした。すっかり涼しくなりました。

新しくなったベットでグッスリと眠って、

夏季講習がんばって下さいね。応援していますよ~。

今日は、愛犬の陸の命日です。亡くなったのは、5年前、

葉山海岸花火大会が行われた日の翌朝早くでした。

とても暑い夏で、

それまでエアコンのない生活を送っていましたが、

寝たきりになってしまった陸が暑さで消耗しないようにと、

この年、エアコンの取付けをしました。

残念ながら、夏を越すことはできませんでしたが、

10歳3カ月でした。

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まだ、ひとりで仕事をしている時に、飼い始めましたので、

いつも一緒でした。

誰よりも私の話に耳を傾けてくれて、

具合が悪い時には、ずっとそばに着いていてくれて、

怒りをあらわにしていると、駆け付けてなだめてくれる、

そんなとてもよくできた子でした。

「陸から貰った沢山の愛を今度は、空に注いでいるよ。

そちらはどうですか、花ちゃんと楽しく過ごしていますか。

いっぱい、いっぱい、ありがとうね。陸。」

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そんな今日、母の入所しているホームからの電話で、

入浴中に倒れて心肺停止状態になってしまいましたが、

人工呼吸とAEDによる電気ショックを与えたことで、

今は、呼吸と脈が戻ったところです。

これから病院へ搬送します。との連絡が入りました。

病院へ向かう車の中で「まさか同じ日に・・・」と

覚悟していましたが、病室で母に声をかけましたら

目を開けて反応もあり、手を握ると握り返してくれましたので、

経過観察のため入院になりますが、一先ずホッとしました。

適切な処置をしてくれたおかげです。

皆さん、ありがとうございました。

今日は、少し間が空いてしまいましたが、

今年、桜の咲く頃に完成を致しました

『まちを一望できる家』のご紹介の続きです。

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こちらがリビングになります。

正面の掃出し窓からは、まちを一望することができます。

こちらの敷地、緩やかな北側斜面の高台に位置しています。

現状は南側隣地に、平屋の建物が建っており、

さほど隣地建物の影響を受けることはありません。

ただ、将来は南側に2階建ての家が建つ可能性も考えられます。

そうなったときのことも含めて、計画を進めることにしました。

その際、ポイントにしましたのが、この眺望です。

これがあることで、将来に渡り、

抜け感や広がりを確保できるものと考えました。

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後ろに振り返りますと壁の一部が板張りになっています。

壁はすべて、漆喰仕上げにする予定だったのですが、

この壁にロープを垂らして、

お子さんたちがよじ登って遊べるようにしたいとのご要望で、

一番気を遣わなくても良い板張りになりました。

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板張りの壁の裏側が、階段室です。

左側には、ロフトに上がる梯子が架かっています。

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階段室を挟んで、ダイニングスペースになります。

ここでも、将来的な南側のことを考えて、

ダイニングスペースの上部にあるロフトの一部は、

床を設けずに外壁側を吹抜けにすることで、

ハイサイド窓から光が差し込み、

空気が抜けるように計画しています。

2階のつづきは、また次回に。

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建てた家『まちを一望できる家』-3

建てた家『まちを一望できる家』-2

建てた家『まちを一望できる家』-1