先週土曜の夜、映画『ゼロ・グラビティ』を観て来ました。

アカデミー賞にノミネートされている話題の3D作品です。

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前評判通り、その期待を裏切らない内容でした。

そして、初めての3D映画体験でしたので、

「違和感があったら楽しめないかもしれないなぁ~」

などと心配しておりましたが、全くの徒労に終わりました。

3D初体験映画としましては、

とても自然で入り込みやすいものでした。

ストーリー展開は単純ですので、今度は字幕を読まずに

もう一度、映像をじっくり楽しみたいと思ったりしました。

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ひとつ残念だったことは、

無音の宇宙の話と言うこともありまして、

全体的にとても静かな映画なのですが、後方にずーっとお菓子

(おそらくポップコーン)を食べていてる方々が居て、

その雰囲気を堪能することができなかったことです。

飲食禁止にして欲しい映画です。

また、疑問だったことも、何故原題『グラビティ』に対して

邦題は『ゼロ・グラビティ』なのでしょう。

映画を観終えると、それはより一層、不可解になります。

そして最後に、大変私的な感想なのですが、

ヒトは圧倒的な絶望に包囲された時、如何に対処するか。

昨年末に打ちのめされるような出来事ありまして、

絶望感に包囲されていましたので

いかに抜け出すか、

この映画に希望を見たような気がします。

昨日、茅ケ崎へ出かける際に逗子海岸付近で目に留まり、

よく見てみたいと思っていたものがありました。

ところが、帰り道はお腹がいっぱいですっかり忘れてしまい、

今日、逗子での打ち合わせの帰りに、立ち寄ってみました。

逗子海岸へ着いた時間が、日没後直ぐくらいでしたので、

僅かに紅く染まった空と富士山のシルエットがきれいでした。

2014_0124 逗子海岸

そして、昨日から気になっていたものはと言いますと、

宿り木でした。

随分と暗くなっておりましたので、写真で色が判りませんが、

落葉した冬木に緑のボールが刺さっているような姿が目を引きます。

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宿り木は、なぜこんなきれいな球状になるのでしょう。

不思議な感じが、わざわざ見に立ち寄るくらい印象的です。

2014_0124 鋼板電柱

そしてもう一つ、今日、気になったものがありました。

逗子の路地に建っていた新しい電柱です。

写真では判りにくいのですが、

艶がありまして、鋼板を亜鉛メッキしたような感じの質感です。

更に、途中にくびれている部分があり、

どうやらこの部分で、鋼板のパイプを継いでいるように思えます。

電柱は、古くは木製でしたが、腐ると言うことから

その後腐らない鉄筋コンクリート製が一般的になります。

ところが、コンクリート柱は自重が重いということに加え、

内部の鉄筋が腐食によって錆びる問題が発生することが判り、

軽くて工事のしやすい鋼板製が出て来たようです。

これからは、鋼板柱が増えるのでしょうか。

今日は大きな屋根の家が、上棟いたしました。

週間予報では、この日だけ傘マークがついていたのですが、

おかげ様で朝から快晴、ここ最近の寒さが嘘のように暖かく、

天候に恵まれました。

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途中、レッカー車の不具合があったり、

構造用の緊結金物が多く、

想定よりも時間が掛ってしまったりとあましたが、

日が暮れるころまでに、棟上げまでたどり着くことができ、

ほっとひと安心することができました。

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クライアントさんには、日没を眺めながら屋根に上っていただき、

一番高い棟木に取付る幣束(ヘイグシ)の釘を打ちつけて頂きました。

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その後、建物の四方と水廻りに酒・塩・米をまき、お清めをして、

安全を祈願し、上棟してくれた大工さんたちと、

お神酒で乾杯いたしました。

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その後は、寒いだろうとのクライアントさんのお気遣いで、

場所を移動して、直会を行っていただきました。

これからおよそ3か月間、事故なく、滞りなく、完成できますよう、

気を引き締めて工事を行うよう、努力して参ります。

本日は、上棟、おめでとうございました。