葉山に現存する名作建築に建築家の遠藤 新さん設計による

『加地邸』があります。

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個人邸と言うことであまり公開される機会はないのですが、

この秋、多くの方のご尽力により公開されることになりました。

そこで、昨日は見学へ行って来ました。

*外観の撮影はOKですが、内部は撮影不可です。

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加地邸は、1928年(昭和3年)に建てられた別邸です。

決して華美ではないのですが、とても上質で贅沢な建物。

そして、現在では到底考えられないくらい手の込んだ造りです。

随所に気になるところがあるのですが、図面が残っていない上、

これまで、あまり調査が行われて来なかったため、

詳細が判らないところがままあることが、残念です。

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午後には、一色会館で

水沢 勉 神奈川県立近代美術館館長

藤森照信 建築史家、建築家

井上祐一 遠藤新の建築思想・作品についての研究者

内田青蔵 建築史家

津村泰範 文化財保存計画協会主任研究員

野沢正光 建築家

の6人によるシンポジウムが行われ、お話を聞きました。

内容は、遠藤新さん作品群と加地邸のこと、

更には、この先加地邸を葉山で継承していくには・・・

といったものでしたが、このまま全容が明らかにならないで

壊される事態に陥ることがないよう祈りたいと思います。

加地邸は、11月中の土・日・祝日、10時~16時に

ひらいていますので、ご興味のある方は是非。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

今日は、前回から少し間が空いてしまいましたが、

耐力壁ジャパンカップ準決勝2つ目の対戦をご紹介いたします。

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左の壁、東京都市大学 大橋研究室

『 剛力硬芽 』

VS

右の壁 滋賀職業能力開発短期大学校

『 エクスカリバー 』

どちらも金物を使用していない壁ですが、

いずれもこれまでの対戦で30KNを超える強さで

勝ち抜いてきている同士の対戦です。

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結果は、37KNを超えて左の壁 『 剛力硬芽 』 の足元が破壊され、

右の壁 『 エクスカリバー 』 の勝利が確定しました。

左の壁 『 剛力硬芽 』 は、柱を2本にして剛性を高めたことで、

足元には合板ではなく、LVLの雇いを使用していたのですが、

それでも足元が厳しかったようです。

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それにしても、金物を使用しない貫による壁で、

強度が37KNも出るのですから凄いものです。

この対戦、両壁共に変位が少なかったため、

人力でジャッキを動かしている日本建築専門学校の生徒さんは

かなり大変そうでした。お疲れ様です。

そして最後までお読み下さいました皆様、ありがとうございました。

週末は、アリシア&ネストル フラメンコ舞踊団による

『情熱のフラメンコ!2014』公演を観に行ってきました。

バイレ(踊り)・カンテ(歌)・トケ(ギター)の総勢5名の舞踊団は

タブラオの雰囲気そのままに、熱く、魅せてくれました。

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以前も書きましたが、フラメンコは、

男性ダンサーがとても素敵に見える踊りだと思っています。

今回の男性ダンサー、ネストル・スパダさんもその立ち姿は、

決してモデルさんのようではなく、いたって普通なのですが、

ひとたび踊りだすと、その立ち姿は、

まるで闘牛士の如く決まっていて、

サパテアード(足を踏み鳴らす動き)での

ぶれない力強さも見応えタップリでした。

ご一緒してくださった方も、その変貌ぶりに驚かれていました。

そしてもう一つ、この舞踊団が小人数が故に判った事があります。

それは、フラメンコで大切なものはコンパス(リズム)なのですが

正確に刻まれるコンパスの枠の中での溜めや揺らぎによって、

それが味わいとなり、深みを出すのだと言うこと。

今回の公演は観て、とても勉強になりました。