夏休み中に、

カルメン・アマジャ生誕100周年記念、

映画『ジプシー・フラメンコ』を観に

渋谷ユーロスペースまで行って来ました。

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聞くところによりますと、

スペインでこの映画を観た日本人女性が、

是非、日本の人たちにも観て欲しいとの思いから、

全く映画関係者ではなかったのですが奔走し、

上映に至った作品とのことです。

そのおかげでほんとうに素晴らしい映画に出会うコトができました。

上映に奔走してくださった方に心より感謝したいと思います。

ジプシーの血、フラメンコの源流をほんの少し

垣間見ることができたような気がします。

また、ステージで観るフラメンコでは、どうしてもバイレ(踊り)に

目が奪われてしまうのですが、

フラメンコとは、決してバイレのことだけを言っているのではない

というコトが腑に落ち、バイレに対する見方が変わりました。

より一層、フラメンコを好きになりそうです。

最後までお読みいいただき、ありがとうございました。

葉山では、今日で3日強風が続いています。

おかげ様で、朝夕はとても涼しく、ゆっくりと休むことができています。

写真はすみません、葉山ではなく油壺です。

ここは、陽が沈む頃になりますと、

カメラを構える人が見受けられる夕景スポットです。

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さて、昨日は今月の月いちLIVEのことでしたが、

本日は、先月の月いちLIVEのことについてです。

実は二か月続きで先月もバレエ公演でした。

『アリーナ・コジョカル ドリーム・プロジェクト 2014 Aプログラム』

アリーナ・コジョカルさんは、ルーマニア出身のプリンシパルで、

今回は、彼女によるガラということで、

9つの演目の内、4つの演目を踊ってくれました。

その踊りは、非常に技術がしっかりしている上に、

とびきり上手いなぁというのが印象的でした。

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そして、Aプロでは、もう一つ注目の演目がありました。

それは、吉田都さんとスティーヴン・マックレーによる

「ラプソディー」吉田都さんの踊りは、

芯のしっかりとしたコジョカルさんの踊りとは対照的で、

この世の人ではないのでは・・・と、思ってしまうくらい、

空気のような踊りを見せてくれました。

こんな風に踊れる人は、他にいらっしゃらないと思います。

パートナーのスティーヴン・マックレーとの相性もよく、

もう一度見てみたいと思うものでした。

全体的に今月の『エトワール・ガラ』に比べますと、

演目も馴染みのあるものが多く、

華やかで、素人にも判りやすいプログラムでとても楽しめました。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

日曜日は、月いちLIVEの日。

今月は、誕生日祝いも兼ねて、バレエ公演

『エトワール・ガラ2014』のAプログラムを観てきました。

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エトワールとは、バレエ用語辞典によりますと、

「フランス語の『星』の意味で、パリ・オペラ座バレエ団の

スターダンサーを指す俗称であったが、現在では、

広くプリマ、プリンシパルを指す言葉としても用いられる」とあります。

また、ガラとは、同じくバレエ用語辞典によりますと、

「本来の『お祭り(騒ぎ)の』と言う意味から派生して、

ある作品の全幕を上演するのではなく、一部の幕のみや

グラン・パ・ド・ドゥなど最も華やかな踊りばかりを集めて

上演する形式のコンサート」とあります。

と言うことで、今回の『エトワール・ガラ2014』は、

ほんの一握りのトップダンサーにだけ与えられるエトワールの

称号を持つ実力者たちによる夢の競演(お祭り)と言うことです

しかし、今回の演目は、どちらかと言うと華やかな踊りと言うよりは、

大人向けの演目で、私のような不勉強なバレエファンには、

少々鑑賞が難しいと感じられる部分もありましたが、

ただただ、その踊りの質の高さには見惚れました。

また、金子三勇士さんによるピアノの演奏曲がありましたが、

ピアノソロによるバレエを観るのは、今回が初めて、

「月の光」では踊りと曲がよく融合し、神秘的でした。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。