今日は、少し間が空いてしまいましたが、

今年、桜の咲く頃に完成を致しました

『まちを一望できる家』のご紹介の続きです。

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こちらがリビングになります。

正面の掃出し窓からは、まちを一望することができます。

こちらの敷地、緩やかな北側斜面の高台に位置しています。

現状は南側隣地に、平屋の建物が建っており、

さほど隣地建物の影響を受けることはありません。

ただ、将来は南側に2階建ての家が建つ可能性も考えられます。

そうなったときのことも含めて、計画を進めることにしました。

その際、ポイントにしましたのが、この眺望です。

これがあることで、将来に渡り、

抜け感や広がりを確保できるものと考えました。

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後ろに振り返りますと壁の一部が板張りになっています。

壁はすべて、漆喰仕上げにする予定だったのですが、

この壁にロープを垂らして、

お子さんたちがよじ登って遊べるようにしたいとのご要望で、

一番気を遣わなくても良い板張りになりました。

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板張りの壁の裏側が、階段室です。

左側には、ロフトに上がる梯子が架かっています。

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階段室を挟んで、ダイニングスペースになります。

ここでも、将来的な南側のことを考えて、

ダイニングスペースの上部にあるロフトの一部は、

床を設けずに外壁側を吹抜けにすることで、

ハイサイド窓から光が差し込み、

空気が抜けるように計画しています。

2階のつづきは、また次回に。

* * *

建てた家『まちを一望できる家』-3

建てた家『まちを一望できる家』-2

建てた家『まちを一望できる家』-1

先週末は無事『大黒柱のある家』を引き渡すことが出来ました。

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いつも、お引渡しの際には、

各設備機器や部材の使用方法や操作方法

と、そのお手入れの仕方などをご説明しています。

そして、窓の開け方や冷暖房などの暮らし方につきましても

お話しをさせて頂くようにしています。

しかし、これだけのことを一度にご説明いたしますので、

聞いている時にはおおよそ把握できたような気がしていましても

いざ、使用し始めますと「はて?」と思うこともありそうです。

建物の性能が、30年前の家とは格段に違っています。

そのため、そこで営まれる暮らしも少し変えた方がよいことも

変えない方がよいこともあります。

「はて?」と思った時には、いつでもご連絡をください。

より良い暮らし方を一緒に見つけたいと思います。

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完成のお祝いにと紅白まんじゅうをいただきました。

久しぶりの紅白まんじゅうは、程よい甘さの餡が

とてもおいしいおまんじゅうでした。

どうもありがとうございました。

今日はお天気にも恵まれまして、

『大黒柱のある家』の撮影を行いました。

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最近ではいつも撮影をお願いしているカメラマンの中島さん。

猛暑の中、汗びっしょりになりながら頑張ってくれました。

いつも我儘に答えて下さってありがとうございます。

本日撮影をしました写真が、仕上がって来ましたら、

また、ご紹介させていただこうと思っております。

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さて、撮影の合間に、午前中には建築の完了検査を受けました。

本日の検査員さん、とても丁寧に確認をしてくれて、

特に指摘事項はなく、無事終了致しました。

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そして、午後は、気密試験を行いました。

気密試験とは、対象建物にどのくらいの隙間が空いているのかを

測定する試験なのですが、これは今回、トライアルと言うことで

壁の断熱材の施工を専門の職人さんに依頼しましたので、

その結果を計測してみようと言うことで実施されました。

*この気密試験につきましては、とても良い結果が出ましたので

後日改めてご報告したいと思っております。

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そして、夕方からは、水道局による検査がありました。

こちらも、無事完了しまして、盛りだくさんの一日を終え、

明日の引き渡しを迎えることが出来そうです。