お蔭様で、先週末に上棟予定でした

『高台に建つ三世代同居の家』

本日、無事上棟することができました。

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今回は、2世帯住宅と言うこともありまして、

建物のボリュームがありました。

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夕刻、棟も上がり、作業を終えたところで、

まずは一階の親世帯部分に入っていただき、

その大きさを体感してもらいました。

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続きましては、二階の子世帯へ上がっていただき、

高台からの眺めを体感してもらいました。

写真は、親世帯と子世帯を貫く大黒柱について、

ご説明をしているところです。

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その足で、一番高いところに上っていただき、

建前を祝って幣串を掲げます。

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その後、工事中の安全を祈願して

建物の四隅をお清めし、最後は

今日の建前に参加してくれた大工さんたちと

ご家族の皆さんと一緒に乾杯をして、終了となりました。

施主より直会を頂戴し、記念撮影を終える頃には、

すっかり日が暮れていました。

もう、だいぶ日が短くなっていることに気づかされました。

本日は、おめでとうございました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

昨日、関東を通過して行った台風9号による被害は、

今朝、葉山の町を散歩した感じでは、

最小限で済んだのではないかと思いました。

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それでも、川の様子は植物がなぎ倒され、

森戸海岸には、大量のごみが流れ着いていました。

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枝ばかりではなく、ペットボトルや空き缶なども

無数にあり、これをすっかり片付けられたら、

どんなに海がきれいになることか・・・、

どうしたら片付けられるのかずっと考えていたのですが、

いい考えは浮かばず、あきらめて帰ってきました。

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そして、少し前に現場の足場の上に卵を産んだ鳩のことを

書きましたが、その後、無事孵化して、子育てをしていたのが、

ちょうど先週末に無事、その子供が巣立ちました。

台風の前に巣立ってくれて、何よりでした。

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そんな現場では、床貼りが始まっています。

クライアントさんが暑い盛りに

1枚1枚丁寧に桐油を塗って下いました。

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その床板を貼っていくのは大工の仕事です。

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1枚1枚の板の幅の違いを見て、

杢目の組み合わせを考え、

上の写真の黄色いテープ状のものを使い、

隙間を加減をしながら留めつけていきます。

ここで大工のセンスが試されます。

葉山辺りの気候は、高温な夏に湿度が高く、

低温な冬に湿度が低くなり、その差は大きく、

どちらの季節にも孕んだり隙過ぎたりしないように

貼っている時期の状態を見極め、貼る必要があります。

うまく納まりますよう、よろしくお願いいたします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今日は、『橋を架ける家』 ご紹介の最終回です。

水回りは、写真右奥にあたる主寝室の奥に

配置されています。

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終の棲家としてクライアントさんからのご要望が、

トイレの入り口を便器の正面からではなく、

便器の横側から出入りできるようにして欲しい

というものでした。

ご主人は、介護関係の資格をお持ちで、

その方が介護がしやすいからということでした。

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写真奥にトイレ、間に収納棚のあるホールを挟み

手前に洗面脱衣室と浴室と並んでいます。

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ホールの棚は、可動式で床部分には、

床下の配管を点検するための床下点検口を

設けています。

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浴室は、3枚引戸にすることで広い開口と

北側の洗面脱衣室へ明かりを取り込んでいます。

さて、6回に渡りご紹介をしてきました

『橋を架ける家』の間取りは、

平屋が好きで、自分が終の棲家を建てるのならば・・・

と、時間があるときにいろいろと

計画をしていた中の一つを元に手を加え

ご提案させていただいたものでした。

そんなこともあり、完成後の暮らしの

様子を伺わせていただいた折には、

とても感慨深い思いで聞かせていただきました。

末永くお幸せに暮らしていただきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。