今日の葉山は、心配された熱帯低気圧の影響が

感じられないくらい、とても良いお天気の1日でした。

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そんな中、基礎の配筋検査を行いました。

先ずは基礎やさんの作業が終わったところで、

自分達の目で見て、確認していきます。

〇鉄筋は適切な太さのものが、適切な位置に入っているか

〇鉄筋の間隔は正しく配置されているか

〇鉄筋と型枠の空きは確保されているか

〇鉄筋の継手は必要な交差がされているか

〇緊結金物は正しい位置にセットされているか

などなど

今日は暑い中でしたが、微調整をした程度で合格でした。

基礎やさんと話してみますと、最近は松匠創美の仕様に

だいぶ慣れてきて、要領が良くなったとのことです。

いつもありがとうございます。

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その後は、検査機関による立会い検査です。

エコポイント終了の影響でしょうか、検査員が不足していて、

検査が初めてという検査員さんだったのですが、

その検査員さんは、検査機関から、

「松匠さんなら初めてでも大丈夫」と言われたそうで、

それを聞いて、なんだかうれしい気持ちになりました。

おかげ様で、こちらも指摘事項無く合格。

次はコンクリートの打設です。

葉山の現場は8月に入り、順調に進んでいます。

昨日は、地盤補強工事をしました。

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今回の工法はプレコンサンドパイル工法です。

以前プレコンサンドパイル工法のご紹介した時のブログは

こちらへ。

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4t トラック2台分の砂が圧入されました。

作業していると、地中からは沢山のガラが出てきたようですので、

地盤補強をするコトにして正解だったと思いました。

そして、今日からは基礎工事にとりかかりました。

根切り(地盤の掘削をすること)が終わったところで、

建物の中心、且つ家族の集まるリビングの下になる位置に、

鎮物を納めました。

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どうぞ、これから末永く、この建物を見守り下さいますように。

先日、ブログでご紹介をしました7月中に着工しなければ

と言っていました葉山の住宅ですが、本日、遣り方を出しました。

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遣り方(遣形)とは、建物を建てていく際の基準をつくる

大切な作業です。作業の流れは次のようになります。

1)敷地の境界線を基準に、

  配置図に基づいた建物の大きさを地面の上に糸で示します。

2)地面に糸で示した建物の大きさよりひと回り大きく、

  建物の角になるところに杭を打ち込みます。

3)打ち込んだ杭に基準となる高さを出して

  貫板(グルッと横に渡した板)を水平になるように打ちつけます。

4)杭が動かないように出隅部分は

  筋違い(斜めに打ち付けてある板)で固定します。

5)最初に地面に示した建物の大きさを

  今度は貫板の高さにもう一度正確に糸を張って出します。

このような一連の作業をすることで、

正しい位置に建物を建てることが出来ることになります。

今回は敷地境界線に対して建物の配置が

平行ではありませんでしたのでちょっと神経を使いましたが、

思ったほど苦労することなく、無事完了できました。

次は地盤の補強工事です。