クウとの朝の散歩で、すぐ近くの里山へよく出かけます。

つい先日その山で、ふっと目の前の木に触れてみました。

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すると、ゴツゴツとした見た目とは違って、寒い朝だったのですが、

温もりが感じられることが、ちょっと意外に思い、

思わず木に頬を寄せ、腕を回してみました。

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すると更に以外なことに、木を抱きしめているのに、

寧ろ、木に包み込まれているような、感覚がしたことでした。

森林セラピーと言うものがありますが、森林浴以上に

直接触れることで、その効果はグッと増すようです。

暫しの間、癒していただいたお陰で、

気持ちがすっかり元気になったような気がします。

いつも木材の素晴らしさを感じて仕事をしてきましたが、

生きている樹木のもつ力の偉大さに触れたことで、

ますます、大切に木の家づくりをしようと思うのでした。

今日から4月が始まりました。

例年は、一年で一番、華やぐ季節ですが、

今年はまだ、数え切れない悲しみと傷みがあふれています。

一日も早くこの傷が癒えて、

笑いと喜びで満たされることを祈るばかりです。

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写真は3月11日の朝、撮影したものです。

あの日以来、空がずっと、どよんとしています。

そして短時間の日も多いですが、毎日のように、雨が降ります。

どうしてしまったのでしょうか?

季節の変わり目だからでしょうか。

そろそろ抜けるような青い空が見たい気がします。

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首の調子は順調に回復しています。

電気治療のお陰でしょうか。計画停電が無くて助かっています。

今日は、現在建築中の住宅の中間検査でした。

検査員の方が、バスでの移動は時間が計れないので、

検査の予約時間が10時の所、30分前倒しにして欲しいとの

事前連絡が有りまして、9時30分に現場へと行きました。

すると、既に検査を終えて待ち構えておられる検査員。

書類にサインをすると終了でした。特に問題はありませんでした。

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その後は、電気屋さんと外壁に穴を開ける位置や

電線を通すことのできる部分の確認をしました。

松匠創美の家づくりでは、電気屋さんが大変です。

それは、2Fの床と、1Fの天井が同じ板でできているからです。

一般に敷き天井や踏天井などと呼ばれている工法です。

通常は、天井裏を電線が這っているものですが、

この天井裏空間が有りません。

そこで頭を悩ませて配線をしなければなりません。

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こんな所や、こんな所に。

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今日は電気屋さんに、この間、電線の経路を考えていたら、

「知恵熱が出ちゃいました」と言われてしまいました。

お手間、お掛けしております。今回もよろしくお願いいたします。