今日は、連休の始めまで遡ります。

4月28日の夜は、1994年2月以来、2度目となる

BOB DYLANのコンサートへ

パシフィコ横浜国立大ホールまで行って来ました。

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中での撮影禁止とのことでしたので、

入口の外からホールを覗いて撮影しています。

演奏は紛れもなく素晴らしいもので、

ハーモニカのセンスの良さは相変わらずで、

声などは寧ろ若返っているかのように聴こえました。

また、今回のステージはライティングがとても素敵でした。

正面から以外にも後方上からと、

後方に建てた街灯のような灯りと、サイド前方足元からと

如何にもステージライティングと言った派手なものでなく

アーティスティックでしゃれた空間を

ステージ上に生み出すライディングでした。

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国立大ホールへは、今回初めて行きましたが、

横浜らしい雰囲気が感じられる、いい建物でした。

ホールの印象は東京国際フォーラムに近い感じです。

BOB DYLANは今年75歳とのこと、

素晴らしいステージを観ることができ、とても幸せでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

昨日は、『若冲展』 へ行って来たことについて書きましたが、

今日は、開館50周年 記念特別展

『奥村土牛ー画業ひとすじ100年のあゆみー』

へも行って来たことについて、書こうと思います。

前出の若冲展でかなりお腹いっぱい堪能していたのですが、

どうしても諦めることができずにその足で、

山種美術館へ向かいました。

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これだけでも見たかった『醍醐』(写真チラシの絵)

桜が満開の頃、空気がまるで桜色に煙る

その様子が描かれていて、そうれは美しい作品です。

若冲の動植綵絵などは、対象を細部まで濃密に描き込み、

鱗ひとつひとつを再現しており、

その画力にただただ圧倒されましたが、

奥村土牛の描く世界は、その場の空気と言いますか

対象の醸し出す雰囲気をよく再現していて、

目に焼き付ける以外術がないと思えるその世界を

再現する画力に感動いたしました。

他にも『鳴門』や『海』など素晴らしい作品が70点ほど

こちらもたいへん充実の展示内容でした。

1日中、美しいモノに囲まれ、幸せでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

お久しぶりです。

GW中は10日間程ブログをお休みさせて頂いて居りましたが、

本日より、通常の月~金での更新に戻りますので、

またお時間がある時にお立ち寄りいただけますとうれしいです。

GW中は3日~5日に業務もお休みを頂くことができました。

そこで、3日はどうしても行きたかった『若冲展』へと

行列覚悟で行って参りました。

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出遅れまして、絵に辿り着くのに90分を要しました。

しかし、その待ち時間は想像していたよりも早く過ぎ、

展示内容の充実度がこの上なく素晴らしく、

もう一回並んでも観たいと思う展覧会でした。

いきなり、鹿苑寺大書院障壁画 葡萄小禽図襖絵が

出迎えてくれます。

これだけでメインを張れる作品が食前酒とは実に贅沢です。

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圧巻のメインディッシュは、

釈迦三尊像と動植綵絵の展示室。

どれひとつとってもその作品は濃密に描き込まれており、

持参した単眼鏡で覗くとその細密ぶりが鮮明に窺え、

真鯛の瑞々しさと言ったらまるで生きているようでした。

もちろん、群鶏図のように人気のある作品には

近づくことも難しく、作品の上半分を観て

諦めたものもありましたが、鳥獣花木図屏風のデザートまで

お腹いっぱい堪能することができました。

若冲に興味がおありでまだの方は、

早めにお出掛けになることをお勧めします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。