お久しぶりです。
GW中は10日間程ブログをお休みさせて頂いて居りましたが、
本日より、通常の月~金での更新に戻りますので、
またお時間がある時にお立ち寄りいただけますとうれしいです。
GW中は3日~5日に業務もお休みを頂くことができました。
そこで、3日はどうしても行きたかった『若冲展』へと
行列覚悟で行って参りました。
出遅れまして、絵に辿り着くのに90分を要しました。
しかし、その待ち時間は想像していたよりも早く過ぎ、
展示内容の充実度がこの上なく素晴らしく、
もう一回並んでも観たいと思う展覧会でした。
いきなり、鹿苑寺大書院障壁画 葡萄小禽図襖絵が
出迎えてくれます。
これだけでメインを張れる作品が食前酒とは実に贅沢です。
圧巻のメインディッシュは、
釈迦三尊像と動植綵絵の展示室。
どれひとつとってもその作品は濃密に描き込まれており、
持参した単眼鏡で覗くとその細密ぶりが鮮明に窺え、
真鯛の瑞々しさと言ったらまるで生きているようでした。
もちろん、群鶏図のように人気のある作品には
近づくことも難しく、作品の上半分を観て
諦めたものもありましたが、鳥獣花木図屏風のデザートまで
お腹いっぱい堪能することができました。
若冲に興味がおありでまだの方は、
早めにお出掛けになることをお勧めします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。