先週末、関東甲信越では、急速に発達しながら

日本海を通過した低気圧の影響により

強い風に見舞われました。都内では、足場が倒壊し、

向かいのビルに建て掛ってしまったり、

多摩市でも9階建てのビルの解体現場に掛けてあった

足場に張られていた養生パネルが落下するなど、

被害が相次いだようですが、

お隣り逗子市でも上棟後間もない3階建て木造住宅が

足場と共に倒れ、見るも無残な状態になってしまいました。

009

柱梁だけの骨組みに屋根が架かっている状態で

強い風を受けるだけでも厳しいのですが、

今回のように足場を囲うように

養生ネットが張られていれば尚のことです。

昨今、強い風に見舞われることが多くなっていますので、

養生ネットの管理に気が抜けず、負担になっています。

010

葉山でも窓ガラスは見事に塩だらけになり、

庭木は、折角の新緑が塩枯れしています。

011

まだ若い芽ですので、元気を取り戻してくれることを

祈っております。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

日曜日は、ヤン・リーピンが日本の観客に贈る

最後の 『 シャングリラ 』 を観に

渋谷のBunkamuraまで出掛けて来ました。

IMG_3692

*カーテンコールのみ撮影が許されていました。

前回の『孔雀』で、時計役として、

公演中、2時間半に渡りずっと回り続けた少女

ヤン・リーピンの姪ツァイチーが

今回は髪を炎のように揺らしプロローグを踊りました。

IMG_3685

前回公演で最も印象に残っている

「花腰歌舞」フアヤオイ族歌舞は、

三拍子で歌い、二拍子でステップを踏み、

一拍子で手を叩くという難易度の高いものです。

各人で刺繍が違う衣裳は、自分たちの手作りで

1着創るのに4、5年かかると言われるものとのこと、

それはそれは美しいモノでした。

IMG_3681

最後は、ヤン・リーピン最後の舞い

「孔雀の精霊」

消費される文化というものもありますが、

少数民族に伝わる歌舞が

今後も継承されていく文化になることを望みます。

IMG_3687

「シャングリラ”とは”美しい場所”を意味する言葉です。

私たちはこの作品の中で、人間が本来持つ

”美しい気持ち”を表現しようとしています。

自然や生命に対する憧れや畏敬の念を言葉でなく、

昔から行われてきた踊りや歌によって表すのです。」

ヤン・リーピン

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今日は、久しぶりに本の紹介です。

表紙の2匹の猫、仲良くじゃれているようですが、

左の子は彫刻なのです。

IMG_3696

彫刻とそのモデルになった子の物語

『 旅する彫刻 』 はしもとみお

彫刻家である、はしもとみおさんの作品集。

撮影は写真家の砺波周平さん。

IMG_3697

作品からも写真からも動物たちへの愛情が滲み出ていて、

ページをめくるごとにその愛らしい姿に笑顔になります。

猫と犬がメインですが、それ以外の動物も登場します。

こんな本も出ているそうなので、

自分でも彫れたらなぁと妄想を膨らませてみたりしています。

51DAB+Zur8L._SY351_BO1,204,203,200_

こんな愛らしい子たちを見て

余震が収まらない熊本で被災している犬たちを

保護する活動をしている団体に、

空之介の貯金から僅かばかりの寄付をしました。

どうか一日も早く、余震が収まりますように・・・。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。