今日は、素晴らしいお天気に恵まれ無事、

『大黒柱のある家』を上棟することがでできました。

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写真は、棟が上がったところです。

あまりじっくりと見ることはできなかったのですが、

3時の一服の間にちょっと登って撮りました。

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今回は、松匠創美では、随分と久しぶりの大黒柱があります

クライアントさんのご要望があったことで実現しました。

家のど真ん中ではないのですが、

中央付近で和室の角に辺るところになります。

上の写真、足元では判りにくいのですが、上から見るとこんな感じです。

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通し柱に架かっている梁より、ふた回りほど太いのが

見て分かっていただけると思います。

まだ、傷つけてしまったりしないように養生の紙が巻かれていて、

木肌を見ることが出来ないのが残念です。

今回は、工事のスタートが遅れてしまいましたので、

7月の完成まで、気を抜かず事故なく走り続けようと思います。

今日は、とても空気の冷たい一日でした。

今年の春は、暑かったり、寒かったりと乱高下する気温のせいで、

体調を崩されている方も多いようです。

皆様も油断なさらず、お身体をご自愛ください。

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写真は、現在進行中の現場近くの風景です。

ゆるやかに海に向かって傾斜している畑越しに、海を挟んで、

今日のトップニュースにもなっていた富士山が見えます。

この景色を見ているだけで、清々しい気持ちになれる

とてもお気に入りの場所です。

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その現場で先週末に、鉄筋の確認をしていましたら、

どこからともなく、いい匂いが漂ってきましたので、

まわりを見渡すと、少し前は蕾だったハゴロモジャスミンが

すっかり花を咲かせて、いい香りを放っていました。

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まさに風薫る五月です。

現在工事中の現場は、古家を解体しての建て替えです。

そのため、水道メーターなどは以前のモノが残っています。

解体工事の際には、配管まで撤去しますので、

メーターのところで水を止めておかなければなりません。

ところが、長い間止めたことのなかった止水栓は、

既に劣化をしていて水を止めることが出来ない状態になっていました。

そのため、給排水設備工事は、止水栓の交換から始めました。

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煙が出ているこちらの写真は、その作業中のモノです。

何をしているのか近寄って聞いてみました。

それは、炭酸ガスを使って、配管を凍らせ

水が噴き出ないようにしていたのです。

一戸建ての住宅の場合には、

排水は配管の勾配によって上から下へと流します。

そして給水は、給水管に水圧がかかっていて

その圧力によって水栓をひねると水が出るようになっているのです。

そのため、配管の途中を凍らせておくことで、止水栓を外しても

水が噴き出さないようになるそうです。

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近くには、ドライアイスが出来て転がっていました。

凍らせて、止水栓の交換が終わりましたら、

今度は水が出るか試験をするために手で配管を温めていました。

冷やしたり温めたりなかなか大変な作業です。