今日は、きのうとは打って変わって気持ちの良いお天気でした。

写真は、現在新築中の現場の寒緋桜の木です。

この桜の木、春には毎年、たくさんの方々を楽しませてきたそうで、

建物が少し小さくなってでも「残したい」とのご要望により

枝は落としましたが、何とか残すことができました。

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その緋寒桜の木に、近づいてよーく見てみますと、

そこにはさくらんぼがたくさん生っています。

赤くて美味しそうに見えますが、お味はいかがなのでしょうか。

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現場は、外壁の耐力面材をほぼ貼り終えたところです。

この時点では、窓の部分にも耐力面材が貼られ、

塞がっている状態です。

現場へ行っても外が見えず閉塞的なので、結構ストレス感じます。

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掃出し窓の部分は、初めから耐力面材を貼りませんので

昨日の様に雨の日には、雨が吹きこまないように

ブルーシートで養生をします。

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今日は、現場へサッシが搬入されましたので、

次は、体力面材をくりぬいて、窓の取付です。

今週は雨模様からのスタートです。

生憎の雨でしたが、今日から内部の設備工事が始まるので、

打合せに行ってきました。

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午前中、事務所での打合せを終えてから向かいましたので、

現場に到着すると給排水設備は、既に終わっていました。

電気屋さんとの打合せは、穴あけ位置の確認です。

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また、今日は断熱材が現場へ搬入される日でもありました。

松匠創美では、床下にボード系の断熱材を使用することが多く、

このボード系の断熱材は、現場でカットしますと、

どうしてもかなりの量の端材(ゴミ)が出てしまいます。

すると、それらの端材を処分するのにも困ることになります。

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そこで、ボード系の断熱材のプレカットを試してみましたところ、

精度も高く、現場での作業効率も上がりました。

そこで最近では、ボード系の断熱材はプレカットにしています。

近年、大工さんが慢性的に不足気味です。

そのため大工さんには、その技術が必要とされているところを

優先的に行ってもらうように配慮していくことが必要になっています。

先週は、大黒柱のある家が上棟したことをご報告しましたが、

最近では上棟の日になくてはならなくなった『レッカー車』について

今日はご紹介しようと思います。

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上棟の日は、事前に工場で加工した柱や梁を

その日1日で一気に組み上げてしまいます。

そのため、今回のように梁成が39㎝の材などがありますと、

大工が6人くらいいても、組み上げるのは至難の業です。

そんな時、レッカー車が据えられる現場では、

強い味方になってくれます。

大きな梁などはレッカー車で吊り上げておいて、

組むことができますと、安全に作業を進めることが出来ます。

合板も、最近では厚いタイプを使用することが多く、

レッカーで荷揚げができるかどうかで、

大工さんの疲労具合にも影響してきます。

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一方のレッカー車のオペレーターさんは、

空を見上げれば電線がそこかしこへ伸びていて、

安全に操作することは結構大変そうに見えます。

今回は、敷地内にレッカー車を据えましたので、

道路側に置かれた材料を電線を超えての上げ下ろしになりました。

近くで見ていると、かなりの迫力です。

そのためレッカー車は、いつもお子さんたちを釘付けにします。

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上棟の日、大工たちは、足場の悪い高いところでの力仕事、

相当の緊張が強いられる作業になります。

それをサポートしてくれるのが、『レッカー車』です。