今回、三浦に新築中の建物は、

耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)3に適合することが

求められています。

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では、耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)3に適合するとは、

どの様なことなのでしょうか。

それは、極めて稀に(数百年に一度程度)発生する地震による力の

1.5倍の力に対して倒壊、崩壊しない程度のことを言います。

では、極めて稀に発生する地震による力とは、

どの様な地震のことなのでしょうか。

例えば、東京を想定した場合、気象庁の震度階で

震度6強から7程度に相当すると言うことで、

これは、関東大震災において東京で発生したと推定される

地震の揺れに相当します。

(木造住宅のための構造の安定に関する基準解説書より)

018

今日は朝一番から現場へ配筋チェックに行ってきたのですが、

このような理由で、いつにも増して、鉄筋が多く入っています。

通常、鉄筋の上というのは、かなり歩きにくいものなのですが、

今回は、普通に歩けました。そのため調子に乗って午前中いっぱい

鉄筋の上を行ったり来たりしていましたら、腰に来てしまいました。

何ごとも「過ぎたるは猶及ばざるがごとし」とならないように、

注意が必要です。

今日から本格的に工事が始まりました三浦の現場へ、

遣り方出しに立ち会うために、行ってきました。

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到着すると、既に遣り方が組まれていて、

準備万端の状態になっていました。

早速、隣地境界線の確認から、

今回は、新しく区画された敷地とは違うため、

境界を明確に記している杭などがありません。

そのため、既存のブロックや擁壁をたよりに、確認します。

001

境界が確認できましたら、次に建物の配置を決めます。

隣地からの離れを各面ごとに確認し、総合的に判断します。

決まりましたら、遣り方に建物の位置を出していきます。

004建物の配置が出ましたら、確認のため対格線の長さを図って

矩(直角)が出ているか確認します。

間違いがなければ、最後に基準となる高さを決めます。

今回は2面が高低差のある敷地ですので、

この判断が一番難しいものでした。

無事、遣り方が出ましたので、

これから順次工事を進めていくことになります。

今日は、先週末で解体工事が完了しました敷地の

地盤調査を行いました。

調査に立ち会うと共に、更地になりました敷地の大きさを

確認したいと思い、朝から行ってきました。

003

この敷地、おおよそ四角い整形の土地で、

二辺が擁壁によって保護されている傾斜地の上側にあります。

40年近く前に谷あいを造成してできたそうです。

そんな話を聞いておりましたので、

地盤のデータも気になるところだったのですが、

植栽や既存建物があったり、斜面地故に

これまで正確な敷地寸法を把握することが難しかったため、

計画した建物が実際の敷地に納まるのか、不安でありました。

005

既存樹木の寒緋桜が建物の一部と干渉てしまいそうです。

この部分の検討が必要な事が明らかになりました。

上の写真でピンク色の花を咲かせているのが寒緋桜です。

沖縄で花見と言えばこの寒緋桜だと、

クライアントさんから教えて頂きました。