昨年の秋から始まりました地震津波被害・耐震診断・耐震補強の
講習会の4回目が1月に行われました。
第4回目のテーマは「耐震診断法」でした。
最近の講習会では、地震津波被害などのアカデミックな内容より
耐震診断、耐震補強などの実践的な内容のほうが
受講者が増える傾向があります。
ということもありまして、今回もぎりぎりに会場に到着したため
最後列からの受講になってしまいました。
✳写真はハナちゃんの家の屋上への階段です。
最初は木造住宅の耐震診断法ができるに至った歴史から
おさらいをしながら、現在の診断方法についてのお話へ。
実際に渦中にいると整理できていなかったりするので、
この機会に頭が整理でき、すっきりしました。
✳窓からの光が差し込むハナちゃんの家1階土間部分
先日伺うとハナちゃんのコーナーになっていました。
現況の耐震診断方法の考え方の基本をおさらいし、
この基準が策定されるに至った経緯などを伺うことで、
実際に策定にかかわった方の苦悩など理解が深まり、
診断の際に守るべきこと、加減すべきことが分かりました。
✳こちらは、ハナちゃんの家のキッチンの壁です。
揺らぎのあるタイルは、陰影があってきれいです。
現在では、新耐震基準の木造住宅についても診断できる
新耐震木造住宅検証法も策定されており、
これまでの耐震診断法で検証しても問題ないのですが、
1981年~2000年の建物を対象として、
耐震性能を向上させるよう耐震改修に補助金などを
支給したりし易くする目的があるようです。
次回は最終回、耐震補強についてです。
少し早めに会場へ到着できるようにしたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。