昨年の秋から始まりました地震津波被害・耐震診断・耐震補強の

講習会の4回目が1月に行われました。

第4回目のテーマは「耐震診断法」でした。

最近の講習会では、地震津波被害などのアカデミックな内容より

耐震診断、耐震補強などの実践的な内容のほうが

受講者が増える傾向があります。

ということもありまして、今回もぎりぎりに会場に到着したため

最後列からの受講になってしまいました。

IMG_1406

✳写真はハナちゃんの家の屋上への階段です。

 

最初は木造住宅の耐震診断法ができるに至った歴史から

おさらいをしながら、現在の診断方法についてのお話へ。

実際に渦中にいると整理できていなかったりするので、

この機会に頭が整理でき、すっきりしました。

IMG_1402

✳窓からの光が差し込むハナちゃんの家1階土間部分

先日伺うとハナちゃんのコーナーになっていました。

 

現況の耐震診断方法の考え方の基本をおさらいし、

この基準が策定されるに至った経緯などを伺うことで、

実際に策定にかかわった方の苦悩など理解が深まり、

診断の際に守るべきこと、加減すべきことが分かりました。

IMG_1403

✳こちらは、ハナちゃんの家のキッチンの壁です。

揺らぎのあるタイルは、陰影があってきれいです。

 

現在では、新耐震基準の木造住宅についても診断できる

新耐震木造住宅検証法も策定されており、

これまでの耐震診断法で検証しても問題ないのですが、

1981年~2000年の建物を対象として、

耐震性能を向上させるよう耐震改修に補助金などを

支給したりし易くする目的があるようです。

 

次回は最終回、耐震補強についてです。

少し早めに会場へ到着できるようにしたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。