今日は昨日に引き続きまして、木造耐力壁ジャパンカップ
2回戦、第3試合の対戦のご紹介をしたいと思います。
ポラス暮し科学研究所の『RE・BORN』
VS
東大×LIXIL×キダテの 『ITAMADO2』
ポラス暮し科学研究所さんは、
毎年トーナメント優勝に絡む強豪チームです。
いろいろな工夫で楽しませてくれるのですが、
今年は、大会の開催がおととしの第14回までは10月で、
昨年は9月、今年は8月と時期が早まったことで、
今回は、準備期間が足りなかったとおっしゃっておられました。
壁は昨年の『BONE』同様、
ユニットを積み上げることで構成する耐力壁で、
高さ方向の調整が容易にできるのが特徴とのことです。
一方の東大×LIXIL×キダテは、昨年、予選で
ポラスさんの『BONE』と対戦し敗退した経験を踏まえ、
初期剛性を高めた仕様に改良したとのことです。
中央部に約30センチ角のガラスが3枚
組み込まれているところが特徴的です。
対戦の結果、『RE・BORN』の柱脚部が破断したことで
『ITAMADO2』の準決勝進出が決まりました。
破断した柱脚部のアップです。
解体した土台を下部から見たものです。
この部分に下の写真の製作モノの金物が取付けてありました。
ポラスさん、来年も楽しみにしています。
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第16回木造耐力壁ジャパンカップ-3
第16回木造耐力壁ジャパンカップ-2
第16回木造耐力壁ジャパンカップ-1