昨日から葉山で一戸建ての新築工事が始まりました。
初日の昨日は、仮囲いと仮設便所の設置をしました。
少し前までは、戸建て住宅の工事現場では、
上棟に合わせて、仮設足場を建て、そこにシートを張ることで
埃などが飛散しないようにして、工事を行っていたのですが、
昨今では、近隣の方々の目が大変厳しくなってきておりまして、
基礎工事などで土を掘返す際にも土埃が飛散しないように、
土地を取り囲むように仮囲いなどをするようになってきています。
そして、昨日は地縄張も行いました。
一般的には、まず遣り方を出すのですが、
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今回のように、現況地盤に砂を注入するような
地盤補強の工事などを行う場合には、
土圧によって遣り方を動かしてしまう恐れがありますので、
遣り方は、地盤補強が終わってから出すことにしました。
それでも、地盤補強を行うにあたりましては、
建物の配置が正確に出ていないと、
補強箇所がずれてしまう恐れがありますので、
地面に正確な建物の位置を出します。
このことを地縄を張ると言います。
さて、本日は朝から地盤補強工事です。
近隣の方々には、騒音でたいへんご迷惑をおかけいたしました。
お陰様で、無事完了することができました。
ありがとうございます。