週末は、木造住宅検定を行っているユアホームの合宿でした。
木造住宅検定は、設計者が意匠図の段階で
計画したプランで木造の軸組みを組んだ時に
問題になりそうな部分がないかをチェックする手法について
講習会を行いその手法を習得してもらい、
検定試験によって、習得できたかを確認するものです。
今年度の検定に向けて、今年も芝浦工業大学の学生さんが、
名古屋、広島を中心とした100件の建物を
この手法を使って診断してくれました。
その100件の調査データを基に合宿では、
1件、1件、デザインレビューを行いました。
この作業、非常に勉強なります。
しかし、その反面、だいぶ凹みます。
木造住宅検定を普及させ、木造軸組み住宅の品質を
底上げしていかなければならないことを
まざまざと見せつけられるからです。
先ずは、木造軸組み工法の住宅を設計すると言うことの意味が、
この業界をはじめ、一般ユーザーの方々にも、
広く周知されることが、必要な気がします。
決して簡単なことではありません。