今日は、耐力壁ジャパンカップ2011の
決勝トーナメントの3試合目の対戦についてです。
写真が遠くて、見難くて、すみません。
向かって左は、早稲田大学新谷研究室の
通常面材として使用する合板(6ミリ)の幅を割いて、
編んで留めている耐力壁です。
施工精度はあまり求められず、接合が簡易なところが特徴です。
向かって右は、前年に引き続き今年も総合優勝を狙っている、
㈱アキュラホーム+東京大学木質材料科学研究室+篠原商店の
間柱を桁と平行に配置して、帯材を2本中間に配置した、
金物を使用していない耐力壁です。
土台にウリンを使用しているところが特徴です。
結果は写真の通り、傾きの少ない右の壁が勝ちました。
近くで見てみましたら、向かって右から2枚目の合板の端部が
上下共に破断していました。
この合板、編むために曲げベニヤを使用したことで、
ベニヤの繊維方向が不利に働いたような気がしました。
4試合目は、また次回に。