こんにちは。
葉山・逗子・鎌倉・湘南エリアで無垢の木の注文住宅を建ててきた工務店【松匠創美(まつしょうそうみ)】です。
今日の目次は下記です。どうぞ宜しくお願い致します。

【1】   片付け好きの頭の中 「ストック」

【2】   家づくり雑記帖 「レッチワース 1回」

【3】   家づくりのいろは「外壁仕上げ材―ガルバリウム鋼板の外壁―」

――――――――――――――――――――――――・・□■
■□・・――――――――――――――――――――――――

【1】 片付け好きの頭の中 「ストック」

こんにちは、片付け好きの久保です。葉山のソメイヨシノ、今年は少しゆっくりと咲き始め、ただいま5分咲きくらいです。里山の山桜は満開で山が煙るように華やいでいます。

今日は、ストックについて思うことです。現代は大変に便利な世の中になりましたので、ストックは不要との考え方もあります。無くなってから買っても何ら問題がないと。確かに24時間コンビニエンスストアは営業していますし、スーパーマーケットも夜の9時、10時まで営業しています。それでも、葉山辺りの田舎町では、まだまだ欲しいものがいつも近くで手に入れられるかと言いますと、そうはいきません。切らしてしまうと取り敢えずのモノで間に合わせることになってしまうのは本意ではないので、ある程度のストックが必要なモノもあります。

そこで、ストックをする場合、ストックは一箇所にまとめて置くことがお勧めです。例えば石鹸、うちではキッチン、洗面所、浴室で使用しますが、それぞれにストックを置いておくとストックの量を把握することが難しくなります。そこでしか使用しないというモノは問題ないと思うのですが、何箇所かで使用するモノは注意が必要です。食品のストックもキッチンキャビネット、吊戸棚、食器棚などに点在していると、ないと思って買ったら、別のところから出てきたということになりかねません。

ストックはできるだけ一箇所にまとめ、何が補充の必要があるのかを容易に確認できるようにすると、無駄に数を増やすことがありません。また、ストックは手に入り易さからどのくらい持つといいかを吟味して、多くを持ちすぎないようにすることも大切だと思います。

――――――――――――――――――――――――・・□■
■□・・――――――――――――――――――――――――

【2】       家づくり雑記帖 「レッチワース 1回」

こんにちは設計の田中です。
前回まで理想を追い求めた街「Fujisawa SST」について書かせて頂きました。その中でキーワードの一つとなっていたのが100年以上前につくられたニュータウン、イギリスのレッチワースです。今日は、そのレッチワースについて書きたいと思います。

レッチワースは、19世紀の終わりにイギリスの社会学者エベネザー・ハワードが提唱した田園都市思想の最初の実例として開発され街です。ここで言う田園都市思想というのは、日本によく見る緑地帯や広場公園に恵まれたベットタウンの事ではなく、都市部の持った雇用機会や利便性等の長所と、農村地域の豊かな自然環境といった長所を合わせ持った人口3.5万人程度の都市で、雇用力があり農産物の地産地消も可能な自足的な都市思想の事です。

レッチワースの計画では緑地、道路、公園、鉄道施設の他に、集会所、博物館、郵便局、市役所、学校などの公共施設や宗教施設、宿泊施設や企業も計画立地されました。住宅の計画では地域の伝統を受け継ぐようなデザインで建てられました。通常のニュータウンと全く違うのは、基本的に住宅は賃貸住宅でスタートした点で開発会社が運営もしていました。

当初の運営会社では、レッチワースの住民ではない有識者やハワードの思想支持者が経営していたようです。しかし、激変する20世紀の間では、国営化や運営会社が乗っ取られる危機などもあったそうです。結局、住民達の強い反対意見もあり、新たな運営財団を設立するなどして現在に至っています。
この100年の間に起きた運営に関わる事柄は、結果的にレッチワースの住民が自らの住みやすさを考える切掛けとなり、運営財団の職員も住人から選ばれると言うハワードの理想に近いものとなったそうです。

次回は、3世代にも渡って住み続けるレッチワースの「暮らす理由」をキーワードに運営管理の部分について書いてみたいと思います。

設計:久保歩美・田中伸二
松匠創美の「家づくりの考え方

――――――――――――――――――――――――・・□■
■□・・――――――――――――――――――――――――

【3】家づくりのいろは「外壁仕上げ材―ガルバリウム鋼板の外壁―」

こんにちは、千葉です。
桜の花が咲き始めると、気分が晴れやかになり、何かウキウキするのは何故でしょうか。
日本人に生まれて良かったなあと感じる季節です。

今日の「家づくりのいろは」は、外壁仕上げ材のガルバリウム鋼板について勉強していこうと思います。以前、屋根材を勉強したときにも出てきましたが、ガルバリウム鋼板は、基材の鋼板をアルミニウムと亜鉛で合金めっきし皮膜処理したものを言います。

001-1
外壁材としての断面形状は様々で、平板以外にも角波、丸波、リブ波などがあり、貼り方向も縦貼りも横貼りも可能で、平板を加工した平葺きやハゼ葺き等もあります。そのため、貼り方によって外観の雰囲気がだいぶ変わるようです。

ガルバリウム鋼板は、板金屋さんが窓廻りの納まりから外壁までを全て施工する事で雨仕舞いが良いということが利点としてあげられます。ただし基材が金属のため、熱により伸縮することで被膜がだんだんと浮いてきます。そのため15~20年くらいに一度、塗り替えが必要のようです。
ただいま建築中の『三世代バリア”アリー”の家』のお宅の外壁はガルバリウム鋼板で施工されます。竣工致しましたら、久保のブログで是非ご覧になって下さい。

 

――――――――――――――――――――――――・・□■
■□・・――――――――――――――――――――――――

☆最後までお付き合いいただきまして ありがとうございます☆

出会い・つながる・木の住まい 有限会社 松匠創美

https://hayama-ie.jp
▲身近な写真と共にブログ更新中

〒240-0112 神奈川県三浦郡葉山町堀内785-4
Copyright (C) 2014 松匠創美 All rights reserved.