こんにちは。
葉山・逗子・鎌倉・湘南エリアで無垢の木の注文住宅を建ててきた工務店【松匠創美(まつしょうそうみ)】です。
今日の目次は下記です。どうぞ宜しくお願い致します。

【1】   片付け好きの頭の中 「紙類の片付け方」

【2】   家づくり雑記帖 「戦後日本住宅伝説-3」

【3】   家づくりのいろは 「窓廻り―天窓―」

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【1】 片付け好きの頭の中 「紙類の片付け方」

こんにちは、片付け好きの久保です。早いもので、今日から10月です。今年も残すところ3ヶ月となりました。秋らしい風が吹き始めましたので、年末に向けて片付けを始めるのには良い時期かもしれません。

さて、そんな本日は、前回の小さな紙の片付けに引き続き、紙全般の片付けについて触れたいと思います。世代的には、旧世代に属しておりますので、基本、紙媒体が好きです。多くの本は一度読んだら手放してしまうため、電子書籍にすることも考えますが、未だに踏み切れずにおります。また、この原稿は元より設計を行う際には今でもCADではなく、手書きで行っています。

そんなこともあり、日々多くの紙が手元にあります。これらの紙をどのように片付けているかなのですが、一番気をつけていることは、とりあえず取って置くことをしないと言うことです。郵便物にはなるべく早く目を通し、要不要を決めて、不要な紙は個人情報部分を取り除きリサイクル箱へ、必要と判断した紙は何のために必要なのかによって、穴を開け各バインダーやファイルへ綴じます。

対応が必要な書面については、毎日必ずチェックをする1冊を決めこれにまとめて置きます。また、判断に迷ったときにはこのファイルに一旦収めます。そこで、気をつけなければならないのは、放っておくとこのファイルに不要な紙が積もって行ってしまうことです。そうならないために、この1冊は日々目を通し循環させることが大切です。

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【2】 家づくり雑記帖 「戦後日本住宅伝説-3」

こんにちは、設計の田中です。
今回も、先月に埼玉県立近代美術館で開催されていた「戦後日本住宅伝説-挑発する家・内省する家」展に行ってきた話の続きです。
前回は、戦後10年が経った頃に建てられた、コンクリート造の自由度を活かしたデザインやコンクリートの耐用年数を活かし設備や間取りを更新していける機能をもった、新しい時代の住宅を紹介しました。今回は同じ戦後10年が経った頃に建てられた住宅ですが、木造ならではの新しい住宅の紹介です。

1957年に建てられた「新宿ホワイトハウス」は、日本の世界的建築家の一人磯崎新さんの設計です。この建物は、美術家の吉村益信の小さな住居兼アトリエとして新宿区百人町に建てられました。ホワイトハウスの由来は白いモルタル塗から来ているそうです。当時は、まだまだ戦後のバラック建築が多く建ち並んでいたので白い建物は目立ったようです。
3間角の正方形の1階平面にはアトリエと水廻りが設けられ、2階は大きな吹抜とそれに手摺壁で区画されただけのオープンな寝室です。建坪9坪と小さな住宅兼アトリエですが、芸術グループのネオダダの活動拠点でもあったことで、沢山の人が出入りし、集まったそうです。眠くなればオープンな寝室へ転がり込み、時には盛り上がった勢いでその寝室から吹抜へ飛び降りる人もいたとか。人が集まるワンルーム形式の住宅らしい思い出話が沢山つまった住宅だったそうです。

今日もう1つ紹介したいのは、篠原一男さん設計の「白の家」です。白の家は1966年に建てられ住宅で、現代和風の先駆け的な住宅です。1辺が10mの正方形平面に1.5m軒がでた方形屋根と呼ばれる四角すいの屋根です。幾何学的な外観ですが柱が見える漆喰の外壁に瓦屋根。
内壁は柱が見えない漆喰の壁に障子の窓。1階プランは大きく分けて二つに区切られています。一方はLDKと水廻り、もう一方が個室です。家の真ん中に立つ大黒柱が広いLDKにシンボリックに存在して見えるように間仕切り壁は中心からずらした位置に設けられています。2階はLDKの吹抜け上部と個室です。シンプルでモダンでありながら和風でもある計算された綺麗なデザインで、特にリビングは静寂が似合いそうな雰囲気になっています。

「白の家」は生活感を感じさせない住まい好きな方にお勧めの住宅で、最初に紹介した「新宿ホワイトハウス」は、個室よりも家族の空間を大事にする家づくりをしたい方にお勧め住宅だと思います。実は、「新宿ホワイトハウス」は、現在カフェアリエというお店になっています。今度行ってみたいなと思っています。

設計:久保歩美・田中伸二
松匠創美の「家づくりの考え方

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【3】家づくりのいろは 「窓廻り―天窓―」

こんにちは、千葉です。
最近、週末の休みごとに、片づけに夢中になっています。片づけものやお掃除をするにはいい季節ですので、寒くなる前に家中の整理整頓できるよう頑張りたいと思っています。

今日の「家づくりのいろは」は、「天窓」について勉強したいと思います。

ちばメルマガ天窓写真 小原台の家より no__0150-1
天窓は、トップライト、ルーフ窓(ルーフウィンドウ)とも呼ばれ、建物の屋根部分(上方)に取り付けられる窓を言います。
採光のみを目的とする、はめ殺しにしたものと、採光と換気の両方を目的とする、開閉式の天窓があるようです。
開閉式の天窓には、手動式と電動式があり、手動式には手元で操作するタイプ、棒状のフックのようなもので開閉操作できるタイプ、電動式には壁付けのスイッチやリモコンで操作するものがあるそうです。雨が降ると自動で閉まるセンサーが付いているタイプ、設定温度に対して自動に開閉する温度センサー付きのタイプなどの優れ物もあるそうです。
素材は、アルミ、樹脂、木製などの通常の窓と同様なものがあり、ガラス部分は複層ガラスや遮熱複層ガラス、合わせガラス、網入りガラスなども取り入れることが可能のようです。その他、専用の網戸やブラインド、スクリーンや遮光スクリーンなども揃っていて、これらにも手動タイプ、電動タイプがあるようです。
特徴としては、壁面に設けられる同じ大きさの窓と比べて、3倍の採光効果が得られること、開閉式では、家全体に新鮮な空気を取り入れることができることなどがあり、通風、換気の面を考えると固定式より開閉式のほうがいいようです。
注意点としましては、天窓は屋根に穴を開けて取付けますので、雨漏れのリスクはあります。日常的に点検をするなどの必要はあります。
松匠創美の事務所にも、開閉式の天窓がついていますが空間の広がりを感じることができ、時折ガラスにお月様がすっぽりおさまり、太陽の光だけでなく、月明かりも入ってきて、とてもきれいです。ご興味のある方は、是非見学にいらして下さい。
本日も最後までお読み下さりありがとうございました。

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☆最後までお付き合いいただきまして ありがとうございます☆

出会い・つながる・木の住まい 有限会社 松匠創美

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