こんにちは。
葉山・逗子・鎌倉・湘南エリアで無垢の木の注文住宅を建ててきた工務店【松匠創美(まつしょうそうみ)】です。
今日の目次は下記です。どうぞ宜しくお願い致します。
【1】 こんな感じに過ごしています 「お知らせ」
【2】 家づくり雑記帖 「「木造住宅検定」
【3】 家づくりのいろは 「木 –タモ-」
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【1】 こんな感じに過ごしています 「お知らせ」
こんにちは 野上です。
大雪に見舞われた翌週末に「ココは葉山ですか?」と ほっぺたをツネって現実か確認したくなるほどの大雪がまた降りました。
葉山と名が付くほど 場所によってはアップダウンが多い町のため 朝うっかり車を出してしまい帰る頃には坂道を登る事が出来ず立ち往生している車や お客さんを乗せたまま雪に足を取られたタクシーが困っていると・・・声をかけた訳でもないのに 周辺の住人の方たちが手にスコップを持って現れ 慣れない手つきで雪かきをして無事に脱出できたという光景を目にしました。 こういった助け合いの行動は きっと日本各地で見受けられる事だとは思いますが 葉山にも心持が温かい人が沢山住んでいるなぁと 改めて暮らしやすい町だと思いました。
葉山に移り住んで来られるご家族や 松匠創美にいらっしゃる小さなお子さん連れのクライアントさんは この環境で子育てをしたいと考え 家を建てる事が多いように感じます。 実際 家が完成した後 犬の散歩中久しぶりにご家族と出会うと 自然や人々との触れ合いの中でお子さんがすくすく元気に育っているなぁと その目の輝きや日に焼けた肌などの変化から実感することがありますし 5人の子育て中であるベテランママの千葉から話を聞くと ご近所さんとのコミュニケーションもとても良好で 安心して子育てができる環境にあることがわかります。
実は今 私のお腹には赤ちゃんがいます。これから出産に向け不安な事もありますが 葉山での子育てに関しては上でお話しした様 恵まれた環境であることに安心しています。
そんな訳で私は3月から産休に入るため このコーナーも一旦お休みさせて頂きます。
葉山での暮らしを少しでも皆さんにお伝えできるよう お店やイベントを覗いたり 海や山へと出歩いてきました。まだまだ十分にご紹介しきれてはいないのですが 何か感じて頂けていたら嬉しいです。今まで読んで下さり 本当にありがとうございました。
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【2】 家づくり雑記帖 「木造住宅検定 」
こんにちは、設計の田中です。
前回のメルマガで、「木造住宅架構検定」の3級を受けてきた事とプレカットについてご紹介しました。その後、無事に検定に合格することが出来たので、今度は「木造住宅設計検定」の2級を受けてきました。そこで今日は、その「木造住宅検定」について書いてみたいと思います。
昔、木造住宅を建てる場合は「間取り」も「しつらえ」も「架構(骨組み)」も大工の棟梁が考えていました。明治になると、政府が西洋に負けない建築をとの意向で、建築の設計者を海外から招くようになり近代化が進んでいきます。いつ頃からか木造住宅にも設計者が不可欠になり現在では「間取り」「デザイン」を考える意匠設計者と、工務店の下請けとして「架構(骨組み)」を考えるプレカット工場とに分業され、大工さんはと言うと現場に納入された骨組みを建て、デザインに合わせて造作する事が主な仕事になりました。
実は、木造住宅の床の不陸事故(床が沈む、水平になっていない等)の原因は、この意匠設計者の計画が4割。プレカット工場の架構が4割。その他材料や施工が2割という調査結果があります。
そこで、プレカット工法でつくられる住宅の品質向上の為、意匠設計者とプレカット工場の人材育成を主な目的として木造住宅検定が生れました。木造住宅検定は、意匠設計者などを対象とした「木造住宅設計検定」と、プレカット工場の技術者、構造設計者などを対象とする「木造住宅架構検定」の2種類があり、現在はそれぞれ3級と2級とがあります。
1級は今のところ未定になっているとの事です。
僕が受けてきた「木造住宅架構検定」の3級では、木造住宅架構診断と、既にある平面計画を変えずに梁の架け方で床の不陸事故を起きにくくする架構設計力の検定です。また、「木造住宅設計検定」の2級は、既にある平面計画を元に架構についても頭に入れながら、使い勝手があまり変わらないようにデザインレビューし、不陸事故が起きにくい代替え案をつくる設計力の検定です。
「木造住宅設計検定2級」と「木造住宅架構検定3級」は直ぐに仕事に活かせる本当に良い内容だと感じました。因みに二つの検定に合格しているのは僕だけの様なのですが、来年は更に「木造住宅架構検定2級」の取得を目指したいと思います。
設計:久保歩美・田中伸二 松匠創美の「家づくりの考え方」
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【3】 家づくりのいろは 「木 –タモ-」
こんにちは、千葉です。
厳しい寒さも少し緩み、木々のつぼみもだいぶ膨らみ始め、春が待ち遠しい季節となって参りました。
今日の「家づくりのいろは」は「タモ」について勉強してみたいと思います。 タモは、以前は国産材が豊富だったそうですが、現在では、ほとんど採れなくなり、タモに似ている、北米産のホワイトアッシュという材が使われていることが多いそうです。
特徴としては、堅めで、狂いも少なく加工しやすい材のようで、家具材、造作材、器具材、ベニヤ材、土木材と広く使用されているそうですが、木目の美しさを生かしたテーブルの天板や、たんすの前板、食器棚の扉などによく使われるとのことです。 また、堅いだけでなく弾力性にも富んでいるので、野球のバッドや、テニスのラケット、スキー板などの、運動具材としても用いられるようです。
このような材を、松匠創美では、主に天板として使っています。キッチンや洗面化粧台など、木目がきれいなので、いつも目に入るところに合う木です。 モデルルームの食器棚兼カウンター、ダイニングテーブルもタモ材です。どうぞお気軽に見学にいらして下さい。 「趣味を楽しむ家」の洗面化粧台のカウンターにも使用しておりますので、是非ご覧になって下さい。
本日も最後までお読み下さりありがとうございました。
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☆最後までお付き合いいただきまして ありがとうございます☆
出会い・つながる・木の住まい 有限会社 松匠創美
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