こんにちは。
葉山・逗子・鎌倉・湘南エリアで無垢の木の注文住宅を建ててきた工務店【松匠創美(まつしょうそうみ)】です。
今日の目次は下記です。どうぞ宜しくお願い致します。
【1】 こんな感じに過ごしています 「葉山つながる広場 」
【2】 家づくり雑記帖 「無垢のフローリングのお手入れ」
【3】 家づくりのいろは 「木 - オーク -」
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【1】 こんな感じに過ごしています 「 葉山つながる広場 」
こんにちは 野上です。
先月の祝日に 御用邸近くの高台にある森山神社の境内で東日本大震災で被害を受けた東北の復興支援を目的としたイベント「葉山つながる広場」が開催されましたので行って来ました。
神社へ続く参道には沢山の屋台テントが並び 宮城県や福島県から 獲れたての新鮮なホタテ焼きやサンマのすり身汁が良い匂いを漂わせていたり 地元のお米で造った日本酒やリンゴを絞ったジュースもあって その場で美味しく頂く事ができました。 食べ物の他にも 仮設住宅で暮らすお母さん達が古いTシャツを割いて造った草履などユニークな小物類も色々とありました。 そして 毎週土曜に同じ場所で行われる森山神社土曜朝一からお店が出ていて 沢山の人達で賑わっていました。
その脇にある広場では 高校生によるチアダンスや吹奏楽の賑やかな演奏に 東北を巡って見聞きした事をお話にした紙芝居など 小さい子からお年寄りまで楽しめる催し物もあり 東北の方達も地元の人達も笑顔が絶えない内容でした。
あの震災で心に大きな悲しみを受けた方々の 元気で前向きな姿を近くで見ることができ改めて ただお金を送るだけの支援ではなく 直接特産品を購入したりする事でお互いの顔が見え 繋がりを持ち続けられる支援になると感じることができました。 また 震災で経験した話を聴く事も自分にとって防災知識となり どの地域に暮らしていても自然災害は避けられない事を頭に 日頃の心構え・備えをしっかりとして いざという時に冷静に対応できるよう過ごしていきたいと思いました。
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【2】 家づくり雑記帖 「無垢のフローリングのお手入れ」
こんにちは、設計の田中です。
いよいよ12月になりました。そろそろ年末の大掃除の事も考えないといけないので、今日は「無垢のフローリングのお手入れ」について書いてみようと思います。
無垢のフローリングは「調湿効果」「肌ざわり」「香り」などの自然素材ならではの魅力がある一方で、「乾燥収縮」「傷」などとも付き合って行かなければなりません。 その特性を理解してお掃除、手入れをして頂くと年々、味わい深いものになっていきますので、今、家づくりで無垢のフローリングにするか悩んでいる方にも読んで頂ければと思います。
無垢の木は湿気を吸ったり出したりと一年を通して膨張と収縮を繰り返します。冬場にフローリングが乾燥収縮している時は、日差しが良く差す箇所や板の個体差によって米粒が嵌る程度に目地が開く事があります。目地に落ちたゴミで掃除機では吸えない物は、木の爪楊枝で穿り出すとフローリングを傷めないで済みます。また、掃除機は木目に沿って動かすようにして下さい。冬場、電気カーペットやファンヒーターなどで床を局所的に過度に乾燥させてしまうと、目地が大きく開き過ぎてしまい、夏になっても目地が閉じない事になる場合もあるので注意して下さい。
キズや凹みが出来てしまったら、その部分に水を含ませた布を被せ、上からアイロン掛けすると元に戻る場合があります。色々なキズや凹みで試してみて下さい。 松匠創美では、蒸しタオルを被せておいて他の用事を済ませては、数分後に様子を見に戻って復元具合を確認していますが、忘れて蒸しタオルを長時間置きっぱなしにしない様には注意しなくてはいけません。
無垢のフローリングは「水が大敵」と言われています。日常的には、濡れたバスマットを敷いたままにしない、植木鉢には受け皿を設ける等の、いつも濡れた状態にしない事がポイントです。 コップの水や花瓶の水をこぼした時は雑巾で拭きとります。「水は大敵」とは言っても慌てて拭く必要はありません。 シミになりそうな物が付着した場合、又は古いシミを見つけた場合も同じように濡れ雑巾で木目に沿って繊維を傷めない程度にコスって拭いて下さい。
自然系の塗料を塗っている方は「人の通りが多い」「ホコリや汚れで水拭き回数が多い」「油分が抜けやすい」などの理由で、キッチンやバルコニーの出入り口付近の床を特に観察して頂き、必要に応じて部分的に、又は床全体を塗装し直すと良いと思います。
ホームページ「良質な素材」にも書いてありますが、無垢のフローリングのお手入れ方法のお勧めは「あまり神経質にならない」事です。10年以上も愛犬の空(くう)と過ごした松匠創美のショールームも、キズを含めて段々と味わい深いものになってきています。
設計:久保歩美・田中伸二
松匠創美の「家づくりの考え方」
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【3】 家づくりのいろは 「木 – オーク – 」
乾燥してきて、風邪が急激に流行ってきているようで、息子の小学校では、先日9人も風邪で欠席したそうです。こんにちは、千葉です。
今日の「家づくりのいろは」は、「スギ」、「カラマツ」に続き、「オーク」について勉強してみたいと思います。
「オーク」と言えば原則、輸入材のことを指すそうです。この「オーク」、床材としては、一番普及していると言っても過言ではないくらいメジャーな材のようです。 オークについて調べたところ、加工しやすい材で、ヨーロッパや北米では家具や床材だけでなく、ウイスキーやワインの樽の材料としても広く使われているようです。 木の特性としては、節は比較的少なく収縮率が低いので暴れにくく、堅くて丈夫で、木材として夏冬問わず安定しているそうです。節の変わりに虎斑(とらふ)と呼ばれる、虎の斑紋を思わせる細かい線状の模様があるのが特徴です。
では、オークの使用感とはどんなものでしょうか?オークは木目が詰んでいるので、傷がつきにくい上、シミになりにくく、お手入れがしやすいそうです。堅くて丈夫であることから、土足で使用されるような場所にも向いていますが、決して堅すぎることはなく、素足でも心地良い堅さのようです。経年変化による色の変化はゆっくりで、落ち着いた感じの色のように思います。国産材でいうと、「ナラ」に似ているとのことです。 オークには多くのランクがあり、幅広い品揃えがあるようですので、床材を無垢で考えていらっしゃる方で予算をおさえたい方は、ご検討されてみてはいかがでしょうか。 松匠創美でも、床材として多く施工させて頂いております。
松匠創美の建てた家「真南に向いた斜めの家」の1階、 「みんながつながる吹抜のある家」 の1階、 「光が降りそそぐ階段室のある家」 「高台に建つ眺めのいい家」 の1階などなど見所満載ですので、是非ご覧になって下さい。 本日もお付き合い下さりありがとうございました。
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☆最後までお付き合いいただきまして ありがとうございます☆
出会い・つながる・木の住まい 有限会社 松匠創美
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