□・・───────────────２０２１年０７月０５日

木の家を知る・建てる・暮らす（家づくり雑記帖）

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葉山・逗子・鎌倉を中心に無垢の木と自然素材で注文住宅とリフォームをしてきた工務店【松匠創美(まつしょうそうみ)】です。

大雨が続いていて、各地で大きな被害が出ているようです。いつも利用している横横道路逗子インター付近でもがけ崩れがあり、通行止めになりました。最近は、大雨の日の外出は考えなければ行けないなと思うようになってきました。地球温暖化対策をより加速して進める必要があります。今日のメルマガは、コロナ対策と温暖化対策の制度で、小規模なリフォームでも、メリットを感じやすいグリーン住宅ポイント制度についてご紹介したいと思います。

グリーン住宅ポイントは、新型コロナウイルス感染症の影響により落ち込んだ経済の回復を図るための制度の一つです。グリーン社会の実現と、地域における民需主導の好循環の実現のため、一定の性能を有する注文住宅、リフォーム、住宅の取得などに対して、「新たな日常」及び「防災」に対応した追加工事や様々な商品と交換できるポイントを発行する制度です。

このポイント制度を利用する為には、二つの申請手続きが必要になります。発行申請と交換申請です。発行申請は、こういう工事が完了したのでポイントを発行して下さいという手続きで、交換申請は、発行されたポイントを追加工事や商品に交換して下さいというものです。
請負金額が１０００万円を超える工事の場合は、工事が完了していなくても、工事契約書を締結していれば発行申請が行える事になっています。

これらの申請には、期限があります。発行申請が今年の１０月３１日で、交換申請が来年の１月１５日までです。

リフォーム工事でポイントの発行対象となる工事の内容は、節水型水栓や便器などのエコ設備の設置。窓の断熱改修工事。天井、外壁、床の断熱改修工事です。

例えば、現在検討中の、スタッフの実家の田中邸のリフォーム場合
リフォーム工事の内容が、
１、老朽化した床下給排水管の交換
２、１階のＤＫの床のフローリングを無垢のフローリングに貼り替える。
３、１階の床下全面にセルロースファイバーの断熱を行う。
４、母の生活スペースとなる部屋の窓ガラスのみを計１３箇所ペアガラスに交換する。（サッシ枠はそのまま）

この内１と２の工事は、今回のポイントの対象外で、３の工事は、６万ポイント。４の工事は、７万４千ポイント。合計で１３万４千ポイントです。
総工事費で２５０万円ですが、３と４の対象工事だけで考えると税込み１１０万円程なので、消費税以上の金額がポイントで発行されることになります。

このリフォームを考えた理由は、住宅の屋根､天井、壁、窓、床の外気に面した部分の中で、冷暖房の効率を落とす一番の原因が窓ガラスなので、ペアガラスに交換をする事で、快適性の向上と冷暖房費の削減を期待しています。また、発行されたポイントは、ＳＩＭフリーのスマホに交換して、格安スマホの契約にすることで、月々の出費の削減にもしようかなと、検討しているところでもあります。

発行申請に必要なポイントは最低５万ポイント以上なのですが、同じように窓ガラスだけの交換で考えた場合、１０か所くらいの交換が必要になります。
ポイントを交換できる商品は下記からご確認下さい。
https://next-ecolo.com/

☆最後までお付き合いいただきまして　ありがとうございます☆

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