■ 第20号 ■

■□・・―――――――――――――――――2010年04月28日

木の家を知る・建てる・暮らす

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□こんな感じに過ごしてます・・・

こんにちは 田村です。

ここのところ 体調管理の難しいお天気が続いてましたので 身体の免疫力が低下したらしく 下側の親知らず周辺の歯ぐきがズキズキと腫れ上がました。

痛みに耐えられず午前中にお休みをもらって 子供の頃からお世話になっている沼田先生(沼田歯科医院)に診ていただくと 歯ぐきに菌が入り込み化膿しているということで 何回か消毒に通うことになりました。

待合室で 本を読みながら名前を呼ばれるのを待っているのですが 治療の緊張で文字が頭に入ってきません・・。

そんな時に ふと外を見ると 道路の向かい側に雑貨屋さんが見えます。
治療の帰りに寄ってみることにしました。

Marelle(マレル)』さんは パリの街角にでもありそうな外観の お店で中に入ると 天井も高くとても広々としていて 何時間いても落ち着く雰囲気があります。
取り扱っている商品は リネンやコットンを中心としたお洋服とキッチン用品 センスのいい食器などや アクセサリーも。ヨーロッパのテイストを感じさせるアイテムが、近所で購入できるので とても嬉しくなります。

マレル

そんななかでも一番嬉しいのは 奥さん(店主)とのおしゃべりです♪ 雰囲気のあるお店なので 普通ならなかなか声高らかに笑ったりはできませんが 奥さんが朗らかな方なので 歯ぐきが腫れているのも忘れ ついつい話し込んでしまいました。

友人の結婚祝い用に コップを購入して「それじゃまたぁ~♪」 とお店を出ようとした時「あっ!!お会計まだだった。」なんて落ちが(笑)

ウキウキしながら家に帰る途中 沼田先生に書いてもらった横浜の口腔外科の先生への紹介状を思い出し ちょっとトーンダウン。

先生と話し合った結果 親知らずを抜くことになりました・・ううっ(涙)

 

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こんにちは、設計の田中です。

寒い日がつづいておりましたが、ようやく暖かくなり。気がつけば春どころか、初夏がすぐそこまで来ています。
寒かった冬が終わり暖かくなり始めると、次の冬に備えてリフォームのお話を頂くことが多くなります。

今回は、そんなお話です。

リフォーム編 第四回
「RC造で木の香りがするリフォーム」

以前、一戸建のオフィスの設計、施工をさせて頂いたお客さまから、新たにご自宅のリフォームのご依頼がありました。

ご自宅は、オフィスと隣接していて、35年位前としてはとても珍しかった一戸建ての鉄筋コンクリート造(RC造)でした。
プランも随所に配慮が感じられるものでしたが、生活スタイルに変化が生じていました。

お客さまの要望は、水回りの設備機器が全体的に老朽化したこの機会に、終の棲家としてのリフォームをしたいと言うものでした。

まず計画は、RC造により解体できない壁と撤去できる壁を判別するところから始めました。

家族構成の変化や必要性から、キッチン横の家事室を無くし、家事室のあった場所に、対面式のオリジナルキッチンを計画しました。
来客時に、一人でもお茶の用意をしながらコミュニケーションがしやすい様にと考えました。

広くなったLDは、面積に合わせて天井を高くしました。お手持ちの家具類と、液晶テレビの新たなレイアウトをし、新築当時は無かったパソコン機器を収納することができる造付家具を計画しました。

LDKの隣の和室は、多趣味なお客さまが多目的室として利用されるときに、必要に応じてLDKと連続したり、個室として区切ったりできるようしまた。又、将来的に階段の登り降りが大変になった時に備えて、ベッドが置きやすいように洋室とし、床の段差を解消しました。

トイレや洗面脱衣室、浴室も床の段差を無くしバリアフリーにしました。合わせて、床暖房を、LDKと多目的室の全面に施しました。

リフォームした家に住まわれた後、冬の間にお宅に訪問する機会がありました。「こんなに暖かく快適になるなんて」と、暮らし心地と光熱費との両面から、とても喜んで頂いたのがうれしかったです。

設計:久保歩美・田中伸二

松匠創美の「家づくりの考え方」「間取りはつながると優しくなれる」はコチラ

松匠創美のブログでも紹介しています。
「完成しました。」   「オリジナルキッチン」  「今日も引き続き」

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□家づくりのことば・・

私(田村)が 事務所内で飛び交う会話の中に「今のは何だろう?」と思う建築用語が たくさんあります。
なんとなく聞き覚えのある言葉や 初めて耳にする言葉などをここで少し紹介したいとおもいます。

○内窓(うちまど)・外窓(そとまど)/2重窓

私の部屋には3つ窓があります。その1つ 北側の小窓下にベッドを置いて寝ているのですが 北側だからなのか?冬は頭の上が寒くて仕方がありません。

なんとかならないものかと 窓に直接 梱包用のプチプチシートを貼って その上から カーサンシェード(フロントガラスに張る日除けシート)を被せカーテンで隠すという 自分なりの努力をしています(涙)

まぁ これでもいいのですが・・夏になると外し 冬はまた貼りつけるという作業のことを考えると なんとかならないものかと思います・・。

そんな時に「今ある窓の内側に もう1枚窓をつけることで 断熱効果がUP!」というようなCMが 目につくようになりました。

これは 私が求めていたものではないか!と 久保に「内窓とはどんな物ですか?」と 内容を聞いてみました。

要は 二重サッシと同じ断熱・防音という効果があるということ しかも その工事は エコポイント対象だというのです。
(前回のメルマガで田中がエコポイントについて 触れています。)

ならばさっそくと「簡単に自分で取付できちゃいますかね??」と聞いたところ。
「それは業者さんに作業してもらわないと無理だよっ」というお返事が・・。

自分でパチンッ!と取付できるものだと 勝手に想像していたものですから思わず怯んでしまいました・・。

なぜなら・・部屋に人が上がってもらえるような状況ではない(詳しくはお伝えしませんが。)のです。

まずは 部屋を片付けないといけない・・なんとかならないですかね(笑)

(家の庭にりんごの花が咲きました♪)葉山のつつじとりんごの花 010

○2重窓(2重サッシ/内窓・外窓)

=通常の窓の内側に少しの空間を挟んで、もう1重窓を
取付けて、2重になっている窓のこと。
これまでの多くは、防音性の高い窓として米軍基地の
周辺などの建物に採用されていた。
複層ガラス(ペアガラス等)のサッシと比較すると、窓を
開閉する際、2枚開けるという手間はかかるが、比較的
簡単に開口部の断熱性を向上させることができるので、
リフォームに適している。

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☆お付き合いいただきまして ありがとうございます☆

出会い・つながる・木の住まい
有限会社 松匠創美
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▲身近な写真と共にブログ更新中

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