今日は、2015年9月に完成をしたにもかかわらず、
これまで完成写真のご紹介を出来ていなかった
『乗務員室のある家』のご案内を致します。
最初に松匠創美を訪ねて下さってから何年間か
音沙汰なく、どうすることにされたのかなぁと
時折、頭を過ぎるようなこともなくなったある日、
A4の用紙に2枚分程のご要望がつづられたメールを
頂きまして、再びお会いし、家づくりがスタート致しました。
ご連絡をいただくまでにお時間がかかったのは、
当時、中古の家を購入されて、建て替えたいとお考えで、
ご相談に来て下さったようなのですが、
気が付くと月日が過ぎていたとのこと。
しかし、建て替えをされる前にそこに住まわれたことで、
敷地条件の良し悪しを把握されていて、
四季の日差しの具合や強風時の状況などなど、
家づくりをする上でいろいろと参考になり、
良かったのではと思いました。
1階には、LDKと同居されるご主人のお母様のお部屋、
そして、トイレ、洗面脱衣室、浴室などの水廻りがあります。
玄関の隣にあるパントリーの勝手口は、
お庭の家庭菜園で採れた野菜をリビングを通らずに
キッチンへ持ち込めるような動線と、
スープが冷めない距離にお住いの奥様のお母様が、
差し入れに来て下さった際にも
利用しやすいように設けられています。
最近では対面式にされることが多いキッチンですが、
こちらは孤独にならないけれども見え過ぎないような配置に、
腰壁でゆるく仕切り、明るさも確保しています。
続きはまた、次回ご紹介したいと思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。