昨日、お庭で採れたという「だいだい」をいただきました。
今日は、その際に教えて頂いた「なるほど~」のお話を
ご紹介したいと思います。
「だいだい」とは、これまで自分の認識では、橙色と言う
色を表す名前だと、ずっと思って参りました。
ところが、「だいだい」の語源は「代々」とのこと。
それは、木に実ったひとつの実をもがずに、2年、3年と
そのままに木に実らせたままにておきますと、
一旦、緑色へと戻りそこから再び橙色へと変化してゆくとのこと。
(これは回青現象と言うものだそうです。)
この話を聞き、お庭のダイダイの木を観察していたそうで、
見事に今年、橙色へとなった実をお正月の鏡餅用にと
お裾分けしてくださいました。
鏡餅用にと申しますのは「代々」の意味から
「代々栄える」と縁起をかつぎ、
鏡餅へと飾られるようになったと言うことからだそうです。
これまでずっと意味も知らずにみかんとか
なんでも良いと思ってきましたが、
どうやらみかんでは、意味をなさないとのこと。
おせち料理にしましても縁起物の意味を知っていただくと
ありがたみが増すような気がします。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。