今日と明日は、葉山の森戸神社では例大祭が行われています。

写真は火曜日の晴れた時に撮ったもので、

今日は朝から今にも雨が降りだしそうな空模様でしたが、

なんとか持ちこたえてくれまして、

午後には、子供神輿の掛け声が聞こえてきました。

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さて、今日は木造建築の防耐火設計に関する講習会に

参加して感じたことについてのお話です。

BBQや焚火をするとき最近では、中々火を起こせなくて、

着火剤などを使用すると言う話を聞いたりします。

と言うことは、木って意外と燃えにくいの?と思う反面、

一度燃え始めますと暖炉やストーブの薪のように

燃え続け、燃え止まるこことはありません。

では、ものが燃えるために、必要なものはなんでしょう。

「燃焼の3要素」は、 酸素、可燃物、熱エネルギーです。

松匠創美で建てている木の家、木造住宅には、

酸素と可燃物がふんだんに存在しています。と言うことは、

熱エネルギーを発生する、ガスコンロやストーブなどの廻りの

酸素をなくすことは難しいので、可燃物をなくすように

設計をすることが必要になります。

更に火は上へ上へと燃え広がる習性がありますので、

壁面以上に天井面を燃えにくい構造にする必要があります。

その辺りを建築基準法では、内装制限として定めています。

そして、生活を送る上で大切なことは、

可燃物を火の廻りに極力置かないと言うことです。

ガスコンロを使用する際には、その廻りをガランとさせましょう。

それでも燃え移ってしまった時のために消火器を近くに

準備しておきましょう。

火事に合う確率は低いように思いますが、それでも年間3万件の

出火件数があります。そのほとんどは人災とのことです。

これからの季節、空気が徐々に乾燥してきますので、

火災に合わないよう気を付けて暮らしましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。