今日から数回に分けて、昨年の秋に完成をしました
『3層吹抜けのある家』のご紹介をして行きたいと思います。
『3層吹抜けのある家』は、3階建ての建物の
中央部分を貫くように設けられた吹抜けによって
すべての内部空間が繋がっています。
1枚目の写真は、1階から屋根を見上げたところです。
2枚目の写真は、逆に3階から1階を見下したところです。
かなりの高さがあり、慣れないとちょっと怖い感じがします。
建物の一番高い部分には、
夏場の熱気を排出できるようにハイサイド窓を設け、
吹抜けの上部にはシーリングファンを設置し、
夏だけでなく冬場も上昇してきた暖気を
緩やかに循環させて、1階から3階の
温度差が小さくなるように計画しています。
また、大きな吹抜けがあることが構造的欠陥にならないよう
バランス良く耐力壁を設け、柱や壁の直下率も上げて、
住宅性能表示制度の等級3を担保しています。
次回からは、各部屋をご紹介したいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。